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日本人の魂を解き放つ

平成25年12月8日 コラム
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夜の歌舞伎町や銀座には、日夜熾烈な心理戦が戦わされている。

例えばホスト達は、「君みたないな人ずっと探してたんだ」「愛しているよ」「ボクが見ているのは君だけだよ」「いつ見てもきれいだね。っていうかほんと好み」などと、見えすいた言葉を毎晩連発している。

もちろん彼等は、金儲けのツールとしてこういう言葉を使っているに過ぎない。「女ってどうしてこうかね」とか内心思いながら。しかし、今日も女は、それを知ってか、知らずか金を貢ぎ続ける。

「平和」「平等」「人権」そして「愛」

こういう言葉を言われたら、人は文句の言いようがない。文句の言いようのない言葉を連続的に浴びせられ続けた結果、思考が停止状態となり、夢遊病者のような、ロボトミー状態に陥る者もいる。

人をこういう状態に陥れた後、その後は、何を言っても相手の言う事を信じるようになる。もはや逆らうことができない。仮に、逆らう者がいたならば、

「こいつは平和を乱す者である」

とレッテルを張りまくれば良い。こうすると、しだいに逆らう者もいなくなるのだ。気づいた時には、念仏のように、「平和、平和」とただ唱えているだけの思考停止の念仏信者が巷に溢れることになる。戦後の日本社会はまさにこういった風潮に支配されてきた。もちろん、彼等が「平和」の何たるかを答えられるわけでもない。

これは一種の催眠であり、悪質な新興宗教などでも使われる手法だ。一度催眠にかかった者は、例えば「平和」というキーワードで何かが始まると夢遊病者のようにそれに従うことになる。

異を唱える者は「悪」となる。

私自身も含め、このような影響下から完全に免れている現代人は非常に少ないと私は思っている。政治屋という職業があるように、平和屋、人権屋という職業も存在する。彼等はこういう言葉を人心操縦のツールとして利用しているのだ。歌舞伎町のホストと同じである。

現代は、20世紀型の銃を携えて敵と戦う物理的大戦争の可能性は低くなってはきているものの、常時情報心理戦という戦時下にあると言えるであろう。

物理的に奪われたり、破壊されたりしても、魂が破壊されていなければ、やり直しはいくらでもできる。しかし、一度魂を破壊された人間が立ち上がることは容易ではない。心理戦というのは内面の破壊を画策する極めて巧妙な戦略である。

ラブソングを歌っているだけでは、本当の愛も平和も勝ち取ることはできない。

愛も平和も自ら勝ち取るものであるはずだ。
そして、私は多くの日本人に言いたいのだ。

「あのイケメンホストはあなたのことを愛しているわけではないのだよ」

私はこの言葉をもって、日本人の魂を、今、この世に解き放ちたいと願っているのである。

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