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日本人としてすべきこと

平成26年3月9日 日本文明・神社・神道
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日本人が日本人としての存在意義を確立するために必要なこと。それは、まず自分の成り立ちを知ることだと思います。自分が生まれた場所、育った場所とこれまで縁のあったすべての場所を、今一度振り返って見ます。自分がその場所にいたということは、必ず自分、あるいは、親を含んだ自分の先祖と何か関係のある場所だからです。

そこには、それぞれの土地の歴史があります。そして、その土地の氏神様がお祭りされています。その土地の開闢に関わる歴史と、大元の神霊か、先祖霊、あるいは自然霊がお祭りされています。それを巡り、ひとつひとつの土地と様々な霊魂を感じるように、深く意識を落ち着けながら、参拝してみる。思いを向けるだけでも良いかもしれない。それを繰り返していくうち、さらなる感覚が芽生え、新たなる旅路の目的地が見つかるかもしれません。

次に、自分の先祖の歴史を可能な限り辿ってみます。かつて先祖がいたであろう、その土地に赴く。墓参もできるかもしれない。そしてそこにはやはり氏神様がお祭りされています。そこで再び深く意識を落ち着けながら参拝する。次第に先祖達の声が聞こえてくるかもしれない。

我々を突き動かすもの。我々の肉体を形成するもの。そのさまざまな要素、意識や魂の断片達が、我々の心中を巡りゆき、自分自身の中で、意識的、無意識的に再構成、再形成されて行く。場合によっては、自分が生まれる以前の様々な記憶や情景が、あるいは先祖の記憶や情景が、いくつもの走馬灯を眺めるように錯綜し始めるかもしれません。もしかしたら、日本から離れてさらに遠方へ赴く意思が芽生える人もあるでしょう。

次に、自分自身が関係のあった場所や、先祖に関係のあった場所を巡るうち、やがて自分の魂のルーツに繋がる、あるいは縁の深い神霊を感じることになるかもしれません。そうしたならば、その神霊の歴史を辿る旅を開始します。この時、激しい感情が込み上げ、一刻も早く日本中を旅して周り行かねば気が済まないほどの気持ちに襲われるかもしれません。

そんな旅路を通過している時、ある日ふと感じるのです。自らを形成する、時空を超えた様々な要素が一つになり、明確な中心軸となって自分の心中、あるいは魂の源泉のある場所に定着して行くことを感じる瞬間を。この瞬間を迎えた時、我々の旅は完了します。

ここまで到達するのに個人差はあるでしょう。しかし、少なくとも数年はかかるかもしれない。

この時、もはや日本人としてのアイデンティティは確立しています。日本人でなくても同じことをすれば同じ結果を得るでしょう。その場合、巡りゆく場所は日本国外も含まれる。ここで確立された意識は決して揺るぎません。

日本人であるならば、日本人としての誇りや自信は動かぬものになっている。大声を上げる必要もない。興奮することもない。そして、自分が何を為すべきかが分かるようになる。

私は日本人として、日本にしかない尊い仕組。神、先祖、土地の三本柱を敬うことから始まる、人間社会にとって、最善の、そして揺るぎない仕組みを日本を超えて世界に伝えるべきであると感じています。それがこれからの日本人としての使命であると思っている。ここにきて、日本人が自信を持って世界に発信すべきものはこれ以外ないのだと確信するようになりました。

そして、その仕組みを持ってこの国に形成した、神道の歴史をも明らかにししてゆきたい。西洋文明と東洋文明の架け橋となり、次代を引き継ぐことのできる唯一の正当性をもった国。それがこの国であることを明らかにしたい。

これは宗教ではありません。神道は宗教を超越した、人間生活の基本的な仕組であるべきだと、私は考えているからです。神道には教えがないからです。従って、あなたが仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教など何を信仰していたとしても、あるいは無宗教であったとしてもこの仕組みを基に生活すれば良いのです。

宗教のように難しいものではない。簡単なことです。魂の旅路を巡り行く、ただそれだけのことに過ぎないのですから。

(写真:神社本庁ウエブサイトより)

アイデンティティ イスラム教 キリスト教 ヒンドゥー教 仏教 信仰 先祖 土地 意識 東洋文明 氏神 無宗教 無意識 神道 神霊 自然霊 西洋文明 魂

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