長崎の原爆爆心地には、戦前まで東洋一の壮大さを誇ると言われた浦上天主堂がある。
浦上地区には原爆投下時、およそ12000人のキリスト教信者がおり、日本最大の信徒数を誇る地域であったが、内8500人が原爆により即死した。
天主堂の残骸からマリア像の頭部が発見される。
この悲劇的なマリア像は日本で唯一と言ってもよい、キリスト教の聖物であろう。
キリスト教国によって、キリスト教最大の信者数を誇る地域を投下目標とされた浦上地区。
ユダヤの民によって亡き者とされたイエスキリスト。これがために、ヨーロッパ人(キリスト教徒)により千年以上に渡るユダヤ人迫害の歴史が始まる。
ユダヤ人迫害はナチスの発明品ではない。キリスト教徒、すなわちヨーロッパ人による根深い宗教的な抑圧の所産であり、その最終的(?)な結果としてナチスがあるに過ぎない。
ユダヤ人迫害と虐殺をナチスやヒトラーに押しつけ、かわそうとする彼等の心境は本心ではかなり際どいものである。ヨーロッパ人と話すとこの問題になることがある。彼等は百も承知なのである。
ともあれ、原爆はキリスト教徒によって、キリスト信者の「聖域」に投下された。これこそイエスキリストの悲劇と言わねばなるまい。
原爆投下時、聖堂内では、聖母マリア被昇天の祝日の準備の最中であった。聖母マリア被昇天の日とは、8月15日である。
聖母マリア被昇天とは、
聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん)とはカトリック教会の用語で、聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰、あるいはその出来事を記念する祝日(8月15日)のこと。1950年、当時のローマ教皇ピオ12世によって正式に教義として宣言された。(wikiより)
一方で、横須賀(神奈川)、呉(広島)、佐世保(長崎)は日本の三大軍港都市であった。東京、横浜も目標になる可能性は充分にあったが、占領後政策を考慮され見合わされたようである。
「天皇がいなくては、この国を統治することが難しい」
米国政府はそう考えた。
日本国憲法は占領軍による占領法規であり、天皇の位置付けもしかり。我々は一日も早くこの国のあるべき姿、天皇のあるべき姿を本来の形に取り戻す必要がある。
聖母マリア被昇天の祝日にこの国は本来の形を失う。
8月15日とは、日本、天皇、キリスト、ユダヤがマリアを仲介としてリンクする日なのであろう。


