Close Menu
    最新記事

    中共、ベネズエラ・ドンロー主義などを巡る世界情勢まとめ

    令和8年1月6日

    白村江の大敗以来の危機と語った昭和天皇の御発言

    令和8年1月4日

    中共国内の治安も経済も急速に不安定化している

    令和8年1月4日

    虎ノ門 愛宕神社

    令和7年12月30日

    失うものは何もない。死んでも構わない。

    令和7年12月30日
    Facebook
    魂降日記魂降日記
    Facebook X (Twitter)
    • ホーム
    • 日本文明
    • 文明論
    • 言霊
    • 神社巡り
    • 歴史と政治
      • 日本史
      • 世界史
      • 政治・国際関係・経済
    • コラム
    • 文化・文芸的
    魂降日記魂降日記
    Home»文化・文芸的

    村上春樹とパウロコエーリョ

    平成27年11月6日 文化・文芸的
    Share
    Facebook Twitter LinkedIn Pinterest Email

    ーアルケミストと羊をめぐる冒険ー

    先日、ある青年に出会った。小説家を志望しているという。

    「ある出版社の編集者に作品を直接見てもらっています。OKが出たら正式にデビューできると思います。」

    彼の作風は「セカイ系」だという。

    初めて聞いたが、感覚的に理解できた。エヴァンゲリオンとか20世紀少年とかのイメージが浮かんだ。

    ある評論家によると、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」もその流れに入るのだという。

    私はパウロコエーリョの「アルケミスト」の話をした。

    彼は興奮気味に、あの作品を読みましたと語った。

    村上春樹とパウロコエーリョは共にノーベル文学賞候補者と言われているが、私に言わせれば対極的な作家である。

    パウロコエーリョは、真理と確信の作家であり、そのための旅人である。

    一方村上春樹は、全てが曖昧で漠然とした世界観の住人であり表現者だ。彼は何一つ確信的な真理を語ることなく、そもそも彼の中に真理の柱それ自体がないのかもしれない。しかし、雰囲気作りと情景描写を感覚と心理に織り交ぜて表現することにおいては達人である。

    彼は常に、何か確信を得られる真理がどこかにあるかもしれないと感じつつ、心地よい雰囲気の中に彷徨う旅人である。

    彼は戦後日本の体制下で育まれた、己の価値観を異国の征服者に奪われた者の喪失感の代弁者であると私は思っている。

    にもかかわらず、彼の作品は東洋西洋を問わず世界的なベストセラーとなった。もちろんパウロも世界的なベストセラー作家だ。
    村上が表現する、日本人の喪失感が世界の人々に受け入れられている。不思議なことと言えるだろう。

    世界もまた多くの人々が「喪失」しているのかもしれない。

    しかし、私は村上春樹の人間性や表現感覚よりも、パウロの率直な表現力のほうが優位だと思っている。

    村上春樹はデカダンスであり、パウロコエーリョは力強い意思の力を体現している。

    村上は癒しであり、パウロは人を次のステップへと導く。

    二人が同じ立ち位置に立たされた時、勝利できるのはパウロではないかと感じるからである。

    1時間後の追加

    ならば日本人はどうすれば良いか考えなくてはならない。

    (文章を書くということはこういうことなのであろう)

    アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

    羊をめぐる冒険 (講談社文庫)

    関連タイトル

    動画紹介

    川端康成の洞察力 「感じられる本体がない」戦後日本人

    令和7年11月17日
    動画紹介

    べらぼう

    令和7年1月14日
    文化・文芸的

    秘すれば花

    令和6年12月17日
    文化・文芸的

    「月が綺麗ですね」 – 日本人の愛情表現

    令和6年12月16日
    文化・文芸的

    「米と藁」 上甲清 作品展 東京ミッドタウン

    令和6年12月14日
    動画紹介

    侍タイムスリッパー

    令和6年10月21日
    最新投稿

    中共、ベネズエラ・ドンロー主義などを巡る世界情勢まとめ

    令和8年1月6日

    白村江の大敗以来の危機と語った昭和天皇の御発言

    令和8年1月4日

    中共国内の治安も経済も急速に不安定化している

    令和8年1月4日

    虎ノ門 愛宕神社

    令和7年12月30日

    失うものは何もない。死んでも構わない。

    令和7年12月30日

    高市首相のしゃべり方から言霊のあるなしを読む

    令和7年12月30日

    来年以降 グローバリズム=拝金からの離脱がテーマになる ヨハネの黙示録 第十八章『バビロンの崩壊』の成就へ

    令和7年12月7日

    日本の地政学的立ち位置と核保有についての論考

    令和7年12月5日

    高市早苗首相の役割

    令和7年12月1日

    戦前日本の権益は米国がそのまま引き継いだ

    令和7年12月1日
    © 2026 Tamafuri Nikki
    • 魂降日記について
    • プライバシーポリシー
    • 利用規約
    • お問い合わせ

    検索したい文字を上のボックスに入力してエンターキーを押してください。検索ボックスを消すばあいはESCボタンを押してください。

    Go to mobile version