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近現代史とこれからの日本にとって重要なキーワードとは

平成27年11月18日 日本文明・神社・神道
マシュー・ペリー wikiより
マシュー・ペリー wikiより
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それは西側からの(西方向に向かう)エネルギーである。 昨日アップした書籍の紹介記事内でのコメントをやり取りしている内にあることが頭に浮かんだ。

日本という国は有史以来、常に高い能力を示し、弥生時代以前には独自の高度な文化を所有していたことが近年になり明らかになってきている。

これまでの「半島経由」での文化の流入によって初めて栄えたという戦後史観的定説は科学的に覆されつつある。 一方飛鳥時代以降は中国文明の優れたエッセンスを取り入れ国家としての体裁をさらに確実なものとした。

以降、戦国期から江戸期には、ポルトガルやオランダから西洋の知識も徐々に流入しつつ独自の文化をさらに高め、事実上世界史的に見ても高度な文明を構築するに至っている。

しかし、ここまでの日本史は、東側から(東方向に向かう)、つまり大陸側からの関連性の中に存在していた。 日本史は大陸側からのエネルギーを受け続けた期間には、ある意味「内向的」に発展した。江戸期まで日本が世界の中で知られる機会はほぼなく、世界史的には、言わば東の果てのどん詰まりの島国であり続けた。

ところが、西側からのエネルギーがこの国に加わった途端、恐るべき勢いで世界史の中へと躍り出て、あっという間に世界史的に知らぬもののない国家へと変貌した。

少なくとも有史以来初めて西側からのエネルギーが加わった瞬間とは、ペリー来航であると言えるだろう。 それまでもポルトガルやオランダあるいはロシアなど西洋諸国の来航はあったがいずれもユーラシア大陸経由であった。

良し悪しの問題に関係無く、西側からのエネルギー、すなわち米国は、近現代史における日本にとって、「宿命的」な繋がりを持つ国家であると言えるだろう。

なぜ、西側からのエネルギーがこの国に加わった途端、凄まじい勢いを産み出したのかは分からないが、間違いのない歴史的事実である。

東側からのエネルギーのみ加わった期間の日本は自らのために、自らの文明を発展させた期間であったと言えるだろう。

しかし西側からのエネルギーは、この国の持つ能力や影響力を拡大拡散させる力を持っているように思われる。

先日、私は日本は米国から覇権のエネルギーを受け取ると書いたが、別に米国から、それではよろしくと、受け取るという意味ではないし、軍事的経済的超大国になって世界を支配するということでもないと思う。(旧態依然の大陸側の国家はそれを目論んでいるようであるが) 日本の役割は、これまでにない新しい価値観に基づいた文明の世界的拡散にあると思うからである。それは意図的なものではなく自然に起こるものだ。

日本がこれからの世界史の中でさらに大きな役割を持っているとするならば、私達日本人は「西側から受けるエネルギー」の動向を注視する必要がある。それによって、日本は今後驚くほど価値観を変化させてゆくだろう。

(文中の東側、西側という記述はユーラシア大陸の真中辺りを起点として)

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