宮地獄神社の裏山に八社程の神社があるが奥宮と称する。
ここには古墳群があり、神社群の一つ不動神社は、古墳の横穴式巌窟を利用して造られており、御神体が巌窟内に安置されている。従って本殿後方が古墳と密着した形である。
先祖霊鎮魂型の究極系の神社の一形式といったところ。通常古墳そのものが神社と一体化することはないので、かなり珍しい。
その上、神仏習合か修験系の山岳信仰社の匂いが非常に色濃く、拝殿前で線香をあげて参拝する形式。こういう形式もほとんど記憶がない。
通常は天津祝詞を唱えているが、この神社では、不動明王真言も合わせて唱えた。
昔仏教をやっていたので、般若心経や十三仏真言程度は暗唱しているが、最近唱えないので記憶も完全ではなくなっている。
「ノウマク サンマンダ バザラダン センダンマカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン」
だったよな。そう思いつつ。
修験仏教習合の山岳信仰、権現系の形式を色濃く残した神社は全国にいくつかあり、自分の記憶では宮城の金華山、白山、三峰などは御祈願を申し込むと神道護摩を焚いてくれる。
しかし、この不動神社はそれ以上に習合色が強く、本殿内には複数の不動明王が安置されていて、一瞬神社とは思えない光景である。
写真は本殿全景とパンフレットにあった、本殿内の横穴式巌窟。


