神殿前の湾内から五つほどの鳥居が連なり美しい光景を見せる。干潮時には厳島神社のように海上の鳥居まで足を運ぶことができる。
対馬国一之宮 海神神社も元和多都美神社という説があるがどちらが古いのか分からない。
海神神社が豊玉姫のみを主祭神とするのに対して、当神社は彦火々出見命、豊玉姫命の夫婦神を主祭神としている。
由緒によれば、豊玉姫の父神、豊玉彦がここに宮殿を営み海宮とし、地名を夫姫(おとひめ)としたのだという。
社殿背後は夫姫山といい、社殿後方に大岩があり、ここに豊玉姫の墳墓があり、さらに西の山下に豊玉彦の墳墓があるという。
彦火々出見(山幸彦)が釣針をなくして、当地にやってきておよそ三年この宮で過ごし、豊玉姫を娶ったという。
まさに神話上の故地ということになる。
神殿の脇及び神殿前の池には三ツ鳥居がある。
これは卜部氏と関係があるのか。
対馬国一之宮海神神社は伊豆山に鎮座することから卜部氏との関係が強いものと思うが、当社もその影響あるということか。









