対馬の北端は入江のように小島や岬が無数にあり、それらには鳥居があって、神域のようになっている場所が無数にある。
歩いていけない場所もある。干潮時にしか歩けない汀を歩いてようやくたどり着くようなお社や神域もある。
島大國魂神社は、目立った神社としては最北端にある神社だが、岬の先端にあり干潮時は海沿いを歩いて行けるが満潮時は道がなく辿り着けない。
自分が行った時はちょうど満潮時で近づくこともできず見ることもできなかったが、港に沿ったところに付近では一番大きな、那祖師神社がある。
ここは付近関連の三社をお祀りしているようで拝殿の額には、那祖師神社、若宮神社、島大國魂神社の三社の名前が記されている。
那祖師神社
祭神 素戔嗚命 曽尸茂梨(そしもり)
由緒書きの素戔嗚に関する記載には、
尊が出雲より、その当時同国より親しみありし韓国の東南部三韓御経営のため往復遊ばし。渡韓の要衝である対馬には尊ならびに若宮姫を祀る神社は六十八座あり、出雲の十六座より相当多いことが分かる。
若宮神社
祭神 五十猛命
素戔嗚の長男で共に韓国に渡った後、晩年は和歌山に鎮まった。紀伊國一之宮伊太祁曽神社の祭神でもある。
島大國魂神社
祭神 天ノ狭手依比賣 素戔嗚命
天ノ狭手依比賣は、古事記によれば有史以前、対馬最初の国司であり女神であるという。
対馬北端には素戔嗚に関する神社が多いようだ。今回行かなかったが戻って後調べたところ他にも以下のような神社事績もある。
岩楯神社
祭神 素盞嗚命、五十猛命、蛭子命
「往昔、素盞嗚尊が韓土より帰り玉ふ時、此の浦に御船を寄せ玉ひしと云ふ。依って後年に至り神徳を仰ぎ祀る所なり。」





