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    現代日本に至る道 ー 明治維新の原点に信長あり

    平成30年6月23日 日本史
    京都 建勲神社 由緒書
    京都 建勲神社 由緒書
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    現代日本に至る道 ー 明治維新の原点に信長あり

    現代日本に至る道筋を辿ると、織田信長が起点ではないかと思う。

    信長以前と以降では国の形がかなり違うのではないか。

    それ以前は権力の分散がかなり大きかったこと
    権力基盤に宗教勢力が絡んでいたこと
    兵農分離を進めたこと

    信長は宗教を否定しなかったが政治や権力あるいは支配構造の中に入り込むことを嫌った。

    一方で応仁の乱以降滞っていた伊勢神宮式年遷宮を復興させるなどした。

    信長は天皇の上に自分を置いたと言われるが、この国の神々の中の一人くらいには思っていたかもしれない。

    彼は中世の混沌とした権力構造に終止符を打ち、幕末維新以降、天皇を中心とした中央集権構造を生み出すに至る歴史の流れの起点にいる。

    信長以降、秀吉家康によってキリスト教が禁じられることで、政治権力と宗教勢力は明確に二分される一方、結果的に天皇を日本をまとめる軸となるべく浮き立たせた。

    その中継地点に水戸学があり、江戸時代の国学の興隆がある。

    信長自身は、彼の死後の日本国の形がどうなるのか、それを意図してはいなかっただろう。

    世界史において、古代文明の流れを軸とした文明は自壊するか他の勢力に殲滅されるなどして、近世以降地球上からほぼ姿を消していった。

    唯一日本だけが古代文明からの流れを含む日本文明として残るだけでなく世界の大きな荒波を生き抜き、かつ成功を収めたのは奇跡という他ないが、その重要なファクターの一つに織田信長の存在を忘れることはできないだろう。

    信長がこの国の形において、意図したものがあったとすれば、その完成形の第一段階として明治維新があったとも言えるのではないか。

    (写真 建勲神社 由緒書)

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