神奈川県相模湖にある湖内の道祖神。どうも高尾付近にはこう言った不思議なものが多い。
最近は良縁成就のパワースポットとして有名なんだそうである。
江戸時代まで江戸の市内には男根の形をした道祖神が市中いたるところに「林立」していたらしいが、文明開化で海外からの客人に不快感を与えないようにとほとんど撤去されたと言う。
ペリー来航の時、彼は日本人いついてこう書き残している。
「日本人は他のアジア人に比べて比較にならないほど礼儀正しいにも関わらず、男女が裸で混浴している。極めて淫蕩な民族である。」
混浴=淫蕩
と考えること自体が淫蕩ではないかと思うが、確かに歴史的に見て、日本人は「好き者」あるいは「開放的」であったことは間違い無いようだ。
明治時代の初めに熊本県のある村に民俗学の研究で滞在した西洋人の報告によると、
「この村の女性はみんな集まると助平な話で大盛り上がりになる。全く屈託もなく性の話をするのに驚いた。」
話を相模湖の道祖神に戻す。説明によればこの道祖神は湖に沈んでおり、しかも珍しい事に女性の道祖神であると。
初めは分からなかったが、遠くから見て理解できた。
2枚目の写真に写っている綺麗な三角形の小高い山の真ん中が窪んで洞窟のようになっている。そこが道祖神の「神域」ということになっている。
なるほど、そういうことかと。
村の者達のあっけらかんとした、楽しげな会話が目に浮かぶ。


