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    富の分配と社会幸福達成の真理とは

    平成30年8月20日 文明論
    新京・大同大街
    新京・大同大街
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    富の分配と社会幸福達成の真理とは

    富の分配の本質的な理想形態は、一か所に集まった富をできるかぎり多くの人々に再分配するということではない。

    それぞれの地域、民族、文化、文明のエリア内において充分に満足感の得られる社会を世界全体として相互に促進していくことであろう。

    富の集積度=幸福、社会の安定

    ではないということだ。

    日本はそういう意味で、かつて、朝鮮半島、満州、台湾という諸地域を管轄したが、その目的を充分に果たしえたと言えるだろう。

    これまでこれらの地域における日本の地域管轄においては、負の印象ばかりを最大限に誇張されてきた。

    しかし、近年になって、これら諸地域における日本の経営実態が明らかになってきており、どの地域でも、経済運営という意味では成功したのである。

    一方、西洋の植民地帝国主義下の諸国が彼等の植民地経営によってその地域の真の発展に寄与したかといえば否である。こういった地域の中では近年いくばくか発展の萌芽はあるもの、それは彼等の自力によるもので、少なくとも宗主国たつ西洋国家が、植民地下の諸国の発展を意図して経済運営を行ったとは到底言い難い。

    近年の中国の異常な海外投資にいたっては、さんざん資金供与しておいて、返済不能になると、借金のかたに土地を奪われ、彼等の軍事拠点にするという現状である。富のエゴイズムでしかない。

    こういう観点からも今世界が最も必要とされているのは、かつて日本が目指した、相互発展&幸福度の高い社会をそれぞれの地域、文化、民族のベースメントにおいて確立するということではないか。

    日本文化の基本的な気質によって、そのようなノウハウを世界に示すことができるはずである。

    言うまでもないことだが、もちろん、これは再び日本が過去のように諸外国を併合するとか、政治的に管轄するということではない。

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