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    生まれたばかりの魂は消滅しやすいのだという

    令和元年5月12日 直観・霊感的
    生まれたばかりの魂は消滅しやすいのだという
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    頑張って生きれば人生報われるのか。

    「頑張れ頑張れ」と言うと最近はパワハラになるらしいが、頑張って生きれば報われるかどうかと言われれば、それほど変わらないような面もあり、しかし、ある時期に集中しないと目的を突破できないこともある。

    人生全般に比すれば、人は頑張って生きて報われるかどうかということよりも、得か損かで動いている。

    大きく分ければ、

    ① 生きているうちにどれだけ五感を最大限満たせるか(食う、ヤル、稼ぐ、買うなど)
    ② どこまで五感を超越できるか(ある種のクリエイティビティ、名誉心、宗教的な達成感など)

    人間の文明の営みのほぼ全てはこの2点に集約できる。①か②をどれだけ満たせるかはその人がどちらを満たせばより得か損かという「その時のその人の本質」で決まる。その人にとって今何が必要とされているかということ。

    人はこれを、理屈で決めてはいない。

    どちらが得かを、人にどれだけ分かりやすく説いてみせたとしても、そうかと思うか思わないかはその人の魂の部分(本質)が決める。それはその人の歩み方の現在の立ち位置がどこにあるかによる。

    理屈で、そうかと分かったような気がしても、そういう気がしているだけのことである。

    表面的な理屈や思想で人は自分の行動原理を決めているわけではない。深く自分の胸の内に聞いてみればわかるはずである。

    現代人は、物質的な営みが、近代以前の時代に比べて極端に発達したので、ほぼ大半の人間は、①的人間の集まりだ。

    それは人間の思考が変わったというよりも、近代以前の人間には、物質的な欲望をどれだけ満たそうと考えたところでたかが知れている。満たそうにも満たしようがなかった。

    近代以前の人間は、五感を満たせるファクターが少ないから、自然、非物質的なことで満たそうとした。「得」の配分の問題である。

    人間の本質(魂の部分)からすれば、近代以前のほうが得かもしれないし、いや近代以降の人間の方が、胸のうちの欲望を満たしやすくより快適な社会だと考えることもできる。

    現代の日本の若者は欲が薄いとよく言われる。ガツガツしていないと。

    それはある意味、物質的な欲望を満たすことにもう飽きた状態だとも言える。

    現代から未来の人間は、二つに分かれるだろう。

    ① 生きているうちにどれだけ五感を満たせるか
    ② 五感世界を超越したものへの希求または物質的五感的なるものとの融合や統合

    物質的な豊かさだけでなく、人間の魂の在り方自体も二極分化する。選択は自由である。

    現代人でも死が近づけば、五感を満たすファクターも減り、飽きてもくるし、五感を満たすことではない、別のことを考えるようにはなる。

    しかし、非五感的な営みであっても、若い頃からやっているほうが得であることは、スポーツや芸事と同じである。

    とはいえ、どちらが良いか、悪いか、損か得かは、個々の魂が決めることだ。いわゆる「善悪」の問題ではない。

    ただし、人の生きている物質世界において、人があまりに物質に傾けば、それはデカダンスであり、ニヒリズムともなり、魂の滅び、あるいは消滅に繋がっていくのだろう。

    極端に物欲に傾いた人間は、動物にも劣ると古来の人が言うのも道理であろう。動物は自然の中に溶け込んで生活しており、自ずと物質非物質のバランスと整合性が保たれている。

    神道には古来からこういう考え方がある。

    「生まれたばかりの魂は、未完成で定まっていないから荒れることが多い。」

    荒魂とはそういう意味あいもあるのだろう。また、こういう考え方もある。

    「生まれたばかりの魂は不安定であるから、消滅しやすい。」

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