吉田松陰は佐渡を訪れた。当時この地を訪れたというだけでもすごいものだと思う。尊王家としての強い思いが偲ばれる。
御陵入り口に石碑がある。松蔭と、同行した肥後藩宮部鼎蔵が順徳帝への思いとこの地へ帝を追いやった義時への憤慨を込めた詩が刻まれている。
異端邪説誣斯民 非復洪水猛獣倫
苟非名教維持力 人心将滅義與仁
憶昔姦賊乗国均 至尊蒙塵幸海濱
六十六州悉豺虎 敵愾勤皇無一人
六百年後壬子春 古陵来拝遠方臣
猶喜人心竟不滅 口碑於今傳事新
吉田松陰撰
陪臣執命奈無羞 天日喪光沈北陬
遺恨千年又何極 一刀不断賊人頭
宮部鼎蔵撰

