最新版のハリウッド製ゴジラに、ある動物学者が出てくる。
夫婦で活動しているが、彼らは世界中に眠る怪獣達を眠りから醒まし、彼らと会話する装置を開発したのだ。
ストーリーでは、妻がその装置を持ち、行方をくらます。やがて彼女はテロリスト組織に支援され、怪獣達を眠りから醒ます。
彼女は動物学者であるという以上に環境活動家でもある。
「このまま人間の想い通りにさせていたら地球は滅びる。怪獣を蘇らせてこの文明社会を壊滅させたい!」
それが彼女の本心だ。
国連で、世界の指導者の前に立ち、怒りに震えてスピーチしたグレタ・トゥーンベリを動画で見た時、この異様に老け込んだ少女に戦慄を覚えたが、その表情には昔大ヒットした日本の漫画「アキラ」に出てくる主人公とその仲間の子供達を彷彿させた。
ユングは人間社会には集合無意識に動かされる世界があることを語ったが、彼女の出現というのもその事例の一つだろう。
彼女の出現を、魂の側面から見た場合、多くの意識体や霊的な意識の集合体がグレタ・トゥーンベリという少女に受肉したと考えれば良いだろう。
近世以降の世界史の中に類似の現象を見つけるとすればアドルフ・ヒトラーが思い出される。
彼女の場合まだそれほど巨大な意義や役割を持つには至らないが、この記事の文章を見ると、彼女はこのように言っているようだ。
以下『』内引用
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『サミットに集まっている首脳たちは、「理解しているのに行動していない人たち」、つまり、若者の未来を奪いながら、そのことをはっきりと自覚して平気でいる「邪悪な」人たちではないか、という疑念だ。
この疑念が確信に変わるとき、グレタさんの大人への怒りは、大人への憎しみに変わるのかもしれない。
彼女は現時点ではまだ「そう信じたくはない」と言っている。』
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この言葉を多くの人がどう解釈しているのかは知らないが極めて重要なメッセージである。
彼女にカリスマ性がある場合、中心的な価値行動意識が「憎しみ」に基づいていく場合、やがて彼女の行動はヒトラー化するだろう。
彼女には人を喚起し動員させる能力があるように思われる。
彼女が極めて多くの「積極的な」支持者支援者を得た時、最悪のシナリオはこうだ。
彼女は最終的にある決心に到達する。
「私の考えに従うか、あるいはこの世の終わりか!どちらかを選択しなければならない。」
彼女の決断する「最終的解決」がどういうものになる可能性があるのかはもはやいうまい。
彼女はユダヤ・キリスト教的救世主を「型どる」だろう。
その文化・文明からはそのような人や思想が生まれるのである。
日本文明の下でこのような「モンスター」が誕生することは起こりえない。
今後彼女がどうなるかはまだ未知だ。年を重ねるに従って普通の女性に戻るかもしれない。
彼女の肉体に「最終的に」宿るものの正体は何か。正か邪か。
いずれにしても、彼女の動向は注視していく価値があるだろう。
今後西洋文明社会でこのような人物が複数出現するかもしれない。その予兆的な意味合いも含めて注目に値する事例である。
