マルクス主義とは二項対立を利用した富と物と人の一極的な集約管理を実現する理論であるということに関するごく分かりやすい考察
マルクス主義は長い間、虐げられている労働者階級がその利益を搾取する資本家に対して闘争を挑み、その失われた富や人間性を勝ち取るための方法論・思想とみなされてきた。
しかし、真実は違う。この理論を導き出したマルクスは、国際金融資本の資金的援助を得ていたと言われている。もしかすると、彼の「支援者」から依頼されて作成したものかもしれない。
大中小の資本家というものを「敵」と設定し、多数を占める労働者に憎悪と敵意を抱かせて、対立させる。これが一定程度成功すると、資本家と労働者は決定的に「離間」される。和解や協調の余地はなくさねばならない。
全ての労働者を「覚醒」させる必要はない。能力のある人間が組織的に多数を誘導できれば充分である。この間、さまざまな謀略や偽情報を拡散させて、多数がその情報に誘導されれば良いのである。
この間、資本家同志の寡頭競争も進むが、同時に、下からの暴動や動乱や騒乱などを経て、中小の資本家は弱体化され、しだいに大の資本家にその利益が集約されていくだろう。
そして、最終段階で「革命」という手段を用いて大の資本家を滅ぼす。
これら資本家達の利益と資産は、「ある場所」に集約一元化される。
ほんのわずかに富の分散は起こるだろう。
今、米国で起こっていること、あるいはこれから世界で起ころうとしていることもこの論理を応用したものに過ぎない。
何か二項を選択して、これを対立させれば良い。
男性と女性、民族と民族、人種と人種、宗教的対立、相対するものの憎しみを増大させるように仕向けて騒乱状況を作る。現代ではこの役割を主にメディアが行うことになる。
政権が弱体化し場合によっては腐敗するが、そこに「細胞」を送りこむ。内部の攪乱を作り出し内部対立を活性化させる。情報を拾得して重要人物を操作して、組織を乗っ取る。
これは今現在、米国で起こっており、日本においても進行中である。
国家や文明、文化、習俗や特徴的な価値観など、共同体を構成する要素を「平等」「差別」などの用語を駆使して、内側に潜在する対立構造を利用しそれらを敵対させてこれを破壊する。全て内側を破壊してこれを漸次拡大する。必ず内側から入るのが特徴である。
国境線と文明圏と家族などの人間社会の構成要素を全て破壊して、「個体」としての人間を「ある場所」にのみ繋げて社会全体を一元的に集約管理する。
富と生産が一元化されれば、人類は思いのままに管理可能になる。
人を減らしたければ、食物に何か怪しげなものを仕込む、あるいは特定の地域に疫病を流行させる。
他から物を仕入れることができなければ、「そこ」からしか物を手にいれることができない。そこに何が含まれていてもそれを取り込む以外に方法はなくなるのである。
GAFAがその典型であろう。
これが、「グレートリセット」の本質だと思われる。それが今進行している。
これが「マルクス思想」の最終型であり、彼らがこの思想を生み出し、運用してきた真の理由であった。
小難しい理屈がいろいろ語られるが、それはこの思想の本質的な目的においてはどうでもいいことである。それらは有能な人間をこの思想に没頭させるための方便に過ぎない。

