鎌倉時代の四条天皇から江戸時代まで、十九の天皇、二十の皇后、太上天皇、太上天皇妃、皇子、皇女などの陵墓となっている。
孝明天皇と後堀河天皇は、ここより数十メートルほど離れた同じ山内に陵墓がある。
孝明天皇陵から山を降りてここへ着くと幾分雨は止んでいたが、まだ曇天であった。
手を合わせると、眉間の上の辺りが非常に明るくなる。この門の前に立つとその清冽な空気感に圧倒される。
陵墓だが優れた神社に参拝するかそれ以上の感覚に襲われた。ここでも人は誰もいない。
これほど張り詰めた空気感の漂う寺院は珍しい。
皇室弥栄

