幕末から明治期に全く異なる地域で、それまで全く普通の生活をしていた人々に突然神がかりが起こる。黒住は神官に啓示が降りたとされるが、それ以外は突然の不可抗力的に教団が発生する。
周囲の人々は困惑したが「避け難い」現状からその状況を受け入れてそれぞれの宗教集団が成立し大きく発展していく。
しかもそれらは全て神道に由来する集団であり仏教系など他の宗教系のものではない。
黒住教 文化十一年(1814年)成立
天理教 天保九年(1838年)成立
金光教 安政六年(1859年)成立
大本教 明治二十五年(1892年) 大本は明治に入ってからになるが、日清日露や大東亜戦争の帰趨を予言して的中している。
これら個別の教団の内容についてここで論じるつもりはないし、その良し悪しについても論じるつもりはないが、幕末から明治にかけて、これら神道系教団が次々と本人達が「意図しない」(不可抗力的な)形で発生し隆盛を極めた事実は興味深い。
明治維新という事件は人智を超えた何かの力が働いていたのではないかと改めて考える。
しかしこの「流れ」も大本教の弾圧を最後に鎮静化し、そのまま大東亜戦争の開始と敗戦へと向かうのもまた不可解のことと思う。
大本の弾圧と大東亜戦争への流れとの関連性というのは、霊的な側面から見ると重要なことかもしれない。ハワイの真珠湾攻撃というのも関係があるように思われる。
ハワイでなければ結果は違っていただろう。

