今回の事件は考えれば考えるほどに不可解。警備の人間が10人ほどいるのに後ろを向いている人間が1人もいない。通常まともな警護なら少なくとも3分の1は後方に顔を向けて立っているし、道路を挟んだ歩道にも最低1人か2人は立っていなければならない。
海外の諜報機関が分析したら、かつてのケネディ暗殺事件のような、警護を含んだ「大きな背景」がある極めて計画的な犯行だと考えるだろうが、日本の場合本当に単なるポンコツ警護だった可能性もある。
犯人の過去を詳しく調べていけばやがて背景のあるなしはある程度明らかになるだろう。
一方、「保守」の柱を失った自民党は今後左傾化が進みかつての民主党や立民などと変わらないような政党に転落していく可能性が強い。
もともと保守基盤の政治家は党内の3割程度。それを何とか繋ぎ止めてかつての保守政党らしさをギリギリ維持してきたのが安倍晋三氏の存在意義でもあった。
トランプやプーチンのような政治家が最大の賛辞を寄せる政治家は今の野党は論外としても与党にもいないだろう。
国内政治では他の政治家同様、日本経済を本質的に立て直すことはほとんどできなかったが、外交では世界の政治家達の多くが彼を高く評価してきた平成以降唯一の日本の政治家だった。
そういうことを日本のメディアはほとんど報道せず、桜やモリカケなどの馬鹿話で大騒ぎしてきたメディアの日本国や国民に対する損害は計り知れない。
今回の事件は日本にとって大きな損失だったが同時に自民党の今後の命運をも左右する大きな事件であったと未来の歴史は語ることになるだろう。

