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愛を知らぬ拙さを思う

令和5年3月8日 直観・霊感的
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欲にまみれて調子に乗って生きてきた人間にはそれなりの報いがあるものだ。欲望という名の時間のスピードレースの中で自分を失う。

本当の、いや真実の幸せや充実感、生きる上での「不動の強さ」をもって生きている人は世の中に沈んで見えない。少なくとも私には見えなかった。

魂の真髄にまで届くほどの愛情を受けている時でさえ幼さゆえに見過ごしあしざまに跳ね除ける。若さとは罪深い。

魂が成熟した人間として生まれたかったと心から思う。そうすれば人生最大の一瞬一瞬を見過ごすことは決してなかっただろう。

歳をとり多くのものを失ってから、我が身の人生を振り返らざるを得なくなった時、初めてそのことに気づいたのはもう遅すぎであろうか。

人の人生の最大の瞬間は、人の人生の中でさりげなく流されていく。一瞬風を舞うチリのように。

人が「真に」救われることとはそういうひと時に気づくことである。気づいた人は幸いであろう。

深淵なる愛情というのは時空を超えて受け取ることが可能だということに初めて気づいた。

それは長い間どこかにとどまることが可能なのである。

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