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    Home»政治・国際関係・経済

    日本の地政学的立ち位置と核保有についての論考

    令和7年12月5日 政治・国際関係・経済
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    地政学的に見た場合、日本はシーパワーを基軸に強い連携を組んだほうが国運は上がる傾向にある。日本はランドパワー勢力には属さない。日本の古代からの歴史が証明している。これは民族性とも関係している。

    ハートランドを制するものが世界の覇権を握るという地政学的に解釈されるが、戦前のように大陸への進出を行うことがない以上、日本にとって世界の覇権もハートランドの掌握も関係ないということになる。

    一方、日本は軍事的に米国に完全に依存しているだけでなく、世界最大の海外米軍基地がある。
    この時点で米国とも中露とも均一な距離感で外交政策は絶対に取れない「保護国」だということ。

    当然ながら、自国で核保有していない。

    核保有国でない国家は必ずいずれかの核保有国の軍事的政治的傘下に入らざるを得ないというのが現在の国際社会の実情。

    仮に在日米軍を追い出して米中露と対等な外交政策を取ろうとすれば、その前に必ずいずれかの核保有国からの核の脅威と恫喝という壁にさらされ、極めて限定的な外交カードを切りながら不利な体勢を強いられ続けることになるだろう。(現状よりも過酷になる)

    在日米軍がおらず、核保有国でもない日本が中露と対等な外交政策が可能などと考えていたらお花畑ですらない。

    在日米軍を日本から追い出したいと最も熱望しているのは他ならぬ中露だということも忘れてならない。(もちろん彼らにとって日本の核武装などもってのほかである。)

    日本が自立するには手順がある。

    ①日本国内の第三国の代理人勢力(事実上の工作員)の政財官界からの排除あるいは徹底的な無力化・弱体化
    ②在日米軍の撤退と同時並行的核武装

    本当に日本が自立独立して最近流行りの「反グローバリズム」勢力の一員として行こうとすればこのプロセスは避けられない。

    そうでなければ米軍の軍事的庇護のもとで最善の策を練る以外にないが保護国状態が長期化すればするほど国家としての自主性は決定的に失われていくだろう。

    日本国内では核武装に対するアレルギーがあるが日本のような大国が国家を自立させるにはこのプロセスは避けて通れない。それが嫌なら米国の庇護下であり続けるしか選択肢はないだろう。

    BRICKSに加盟するのは結構だが、現状のままで中露とうまくやろうとしても国内に他国の政治的勢力が今以上に浸潤してさらに身動きが取れない状況に陥る可能性も見ていく必要がある。

    中露と上手くやるという方法論をあまり深化させることは今の国情ではすべきでない。もちろん安倍さんのようにプーチンと仲良くするのは有意義ではあろうが。

    こういった点を無視しての中露への接近は危険だと考えるのが無難だろう。その意味では、現状の日中関係(高市発言後の)はむしろ良い兆候だと見るべきだ。

    プーチンやトランプや最近では習近平ですら「良い人」だと思っているかのような言動をする人がいるが良くも悪くも日本人的というべきか。

    反グローバリスト=良い人

    ではない。

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