明日で期限の5日になる。自分はイランが米国やイスラエルに屈服することは難しいが、いずれホルムズ海峡は解放されるだろう。と考えていた。
しかし仮にこのまま封鎖が継続した場合、原油不足だけでなく天然ガスが不足し、それ由来の飼料や肥料なども滞ることが予想され、食糧の世界的な枯渇が特に年末以降激化するかもしれない。
こうなると世界経済に与える影響は人類史上未曾有のものになることは間違いない。その場合の今後については大きく2点が想定されると考えた。
① 大半の国々がイランという国家が地図上から消えてもやむを得ない。とにかく彼らの封鎖を解除するべきだ。ということを事実上了承し何らかの決定的な軍事オプションが発動される。
② 大半の国々が米国やイスラエルに背を向けてイランと個別の交渉を開始する。米国の信頼は地に落ち世界は未曾有の文明崩壊状態に突入する。
②に関しては現状、経済的に豊かな国家は簡単に米国に背を向けることは難しいだろう。それ以外の様々な国家が独自にイランと交渉を始めるということはあり得る。
アジアでもフィリピンやタイ、ベトナムをはじめ既に危機的な状況に突入している国家もある。
①でも②でもない第三の選択肢として第三国の介入によって米国イスラエルイランのいずれも勝者のない形で手打ちが行われることもあるのかもしれないがこの場合、短中期的、一時的なものになり最終的な解決や安定にはいたらないだろう。
仮にロシアがこれに関わる場合ウクライナ問題と連動してイラン問題に何らかの解決案がもたらされるかもしれない。
またイスラエルの現政権が倒壊するなどした場合、事態の好転はありうる。
いずれにしても誰もこの先のことは予測不能だし多くの識者の話も参考以上のものにはならない。
ただ言えることはこれからの世界は思想や理念よりも実利的な判断や対応が必要とされることになるだろうということだ。
善悪好悪の判断よりもサバイバリズムの問題になる。

