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    朝鮮半島の今後を考える

    平成26年7月12日 政治・国際関係・経済
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    昨日、時事新報の韓国人へのアンケート結果に関する記事で、日本は軍事大国であり、中国よりも脅威であるという結果を見て、大いに呆れた。そもそも集団的自衛権で、日本が韓国に侵攻するなどあり得ない話であり、あり得るとすれば、本来朝鮮有事の際、南下する北朝鮮軍または人民解放軍を米軍主導の下、支援、牽制するために行動するはずのもので、彼等的には喜ぶべきことのはずなのに、である。最も個人的にはいかなる理由があっても半島に自衛隊を送ることなど反対に決まっている。しかし、可能性はゼロではない。

    しかし、もっと重要な問題がある。それは、

    在韓米軍の撤退

    という問題だ。数年前から言われ始めたが、まさかそんなことはあり得まい。そう思っていた。しかし、ここ最近の韓国の女性の大統領の慌てふためいた行動を見ていると、もしかしたら現実化するのかもしれないと思った。

    このアンケートを作成したという、「言論NPO」(日本側)とか、「東アジア研究院」(韓国側)という団体がどんなバックボーンの団体かは分からないが、ある意図を持ってこのようなアンケートを作成した可能性もある。

    今後の半島情勢を見るに、在韓米軍が撤退せず、北朝鮮の体制が何らかの理由で崩壊した場合(中国が意図的に崩壊させることもあり得る)、韓国軍と在韓米軍は38度線を越えて半島統一を目指すのか。そうなれば、人民解放軍が北朝鮮軍の残党と共に南下してくる可能性は極めて高いし、それは米中の代理戦争への発展を意味する。米国も中国もそんなことは避けたいに決まっている。しかし、可能性はゼロではない。

    もし、在韓米軍が撤退したら、

    北朝鮮軍がその機に乗じて38度線を越えてくるかもしれない。その場合、人民解放軍、可能性は低いがロシア軍が後方で支援することになるかもしれない。韓国としてはこの事態を絶対に食い止めなければならない。

    だから、韓国の政権は中国へ猛烈なラブコールを送り始めた。

    今後の米国の出方次第では、韓国は中国と軍事同盟を結ぶ可能性がある。それは、同時に北朝鮮への牽制にもなる。今や、韓国は北朝鮮よりも中国寄りになりつつある。北朝鮮は中国の言うことをきかない。中国も北朝鮮を煙たがっているのが実情だ。最近の韓国の中国ベッタリな演出はある意味、米国への牽制の意味合いも兼ねているかもしれない。しかし、これは危険な賭けでもあり、狂気の沙汰かもしれない。もしかしたら米国は韓国を切り捨てる機会を欲しがっているかもしれないからだ。

    中国政府の戦略として、

    ①韓国に親中政権を誕生させる
    ②場合によっては傀儡政権を樹立する
    ③北朝鮮の体制を崩壊させる
    ④半島を統一するか、北に親中政権を誕生させ、
    ゆっくり時間をかけて、半島統一に向かわせる
    ⑤中国は半島の覇権を獲得する

    こういうシナリオが現実に動き始めているかもしれない。しかもこのシナリオは、米国と中国との話し合いの下で進められるだろう。米国にしたところで、何故自分たちの国民が命をかけて、38度線を守り、場合によっては、中国やロシアと戦わなければならないのか。そう考えるのは当たり前のことだ。米国が命がけで38度線を守る意味はもうなくなっている。自分が米国の指導者だったら、一刻も早くこんな面倒な場所から足を引っこ抜きたいと考えるに決まっている。米国の世論も厳しい。

    韓国政府がどんな思惑かは分からないが、彼等が考えているように自国保存に上手く立ち回れるかどうか。最終的に半島は中国の手に落ちる可能性は日増しに高まっていると言えるだろう。明治時代に、日本が統治を始める以前は千年以上に渡り、中国の属国だったわけだから、昔に戻るだけだ。そう考えている者もいるだろう。かつては日本が半島を統治したが、今度は中国が取って代わる可能性がある。

    かつて、日本が半島を統治し、さらに北上していったのも、今のような状況に近いものがあった。南下するロシアと清国。韓国を中国の属国体制から脱却させ、近代西洋的な先進国家に生まれ変わることを期待し、支援したが結局それが彼等に不可能と知ると、併合という道を歩む結果となった。彼等にとっては悲劇かもしれないが、これは当時の日本政府と韓国政府との苦渋の決断の結果であり、日本が半島を軍事侵攻して強引に領土併合したのではない。日本は朝鮮半島の近代化のため、インフラ整備、国民への教育の徹底(それまで民衆は学校へ行くものがいなかった)に、当時の日本国内の予算を上回る出費をした。これが、戦後の韓国の近代化の主軸となる。

    では、これから日本は半島にどうやって関わってゆくのか。

    結論から言えば、

    今の日本が韓国にできることは何もない。

    今後この複雑怪奇な半島を強力に支援してゆくためには、日本はさまざまな意味で多大な犠牲を覚悟しなければならないが、そもそも犠牲を払うべき軍事力の行使は日本にはできないのだから。韓国の支配層はそんなわけで、日本をある時から切り捨てたんだと思う。そして、昨今にいたり、日本からの資本の引き上げが激しさを増していることで、経済的な繋がりも薄くなっている。だから韓国の支配層は思う存分、自らの内政的保身のために、反日を煽り国民を牽制できるようにもなった。

    韓国の政治というのは日本人からは想像もできないほど過酷であり、戦後の歴代の大統領はほぼ全員が、暗殺、退任後の逮捕、自殺、親族の逮捕などが繰り返し行われる土地柄である。小泉さんが辞めたからと言って、安部さんが小泉さんとその一族を狩り取ることなど、この国ではあり得ない話である。彼等は、政権が交代すると前の政治家を粛清する慣習があるのだ。日本をこれだけ攻撃するのも、日本が彼等にとって過去の支配者だったからに他ならないと私は思っている。

    一般の韓国人が、どれだけ嫌日だろうと親日であろうと、支配層にとってはどうでも良いことだ。中国や韓国のような国は一般国民と支配層の間には決定的な乖離がある。韓国の支配層にとって、日本という国はまったく頼りにならない国であり、米国が後ろ盾になっているから多少は考慮しているだろうが、実を言うと、日本からでさえ、米国は、ゆっくりと自らの足を引き抜こうとしているのだから。こんな国に近寄ったところで自国の保存にはまったく役に立たない、と言うわけである。もし、我々日本人が彼等にできることがあるとすれば、親日派と親交を深め、いざという時には何らかの支援をしよう、と考えることぐらいであろう。

    米国は自国の疲弊も重なり、軍事力の削減を余儀無くされている。今後、沖縄、横須賀などの米軍が、グアム、オーストラリア地域にまで後退する可能性もある。丸裸となってしまえば、呑気に幼稚な平和論がまかり通るほど、この国の将来もそれほど安穏としてはいられない。これまでは、アメリカに「与えられた」温室育ちの平和のなかで子供じみた好き勝手が言えて来たが、今後そういう傾向は益々後退せざるを得なくなるだろう。アホなコメンテーターや知識人達は職を奪われ、テレビやさまざまなメディアからも消えるだろう。リベラルであれ、左翼であれ、右翼であれ、これからは骨太でなくては生きていけなくなる。日本人も馬鹿じゃない。日本の知識人はアホが多いが、一般国民はそれほど馬鹿ではないからだ。

    朝鮮半島というところは、つくづく呪われた土地である。世界的に見てもこれほど厳しい環境の土地はそうないだろう。だから国民性も非常に不安定な傾向が強い。それはある意味仕方のないことかもしれない。この土地に関わった者は、大変な労苦と犠牲を払うだろう。それだけの覚悟を持って臨まなければならない場所だ。中国は支配の歴史が長いので、最も適任かもしれないが、、。

    これまで、38度線が危機の前線であった。今後そのラインは対馬海峡まで南下するだろう。

    日本は自立のチャンスを与えられることになるが、同時に自らの文化や文明を根こそぎ壊される結果にもなりかねない。そういう状況に現在の極東はある。私が考えていたよりもはるかに危機が近いかもしれない。今回そう感じた。中国は基本的には軍事力行使することは少ないだろう。しかし、鉄砲を打ち鳴らすことだけが戦争ではない。彼等の得意技は、人口占領だ。大量の移民を送り込み、国籍を取得させ、選挙権を得て、凄まじいロビー活動と政治権力を掌握し、事実上中国領のようにしてしまう。これは、現在世界中で行われており、アフリカでは現地人とのイザコザが絶えず、カナダでは社会問題化している。アメリカでも発言力が高まっているし、経済的な疲弊が激しいヨーロッパ諸国でも徐々に問題化が始まっている。

    韓国が中国に接近すれば、さっそくこのような問題が韓国国内に起こってくるであろう。

    最後に、この文章を読んでいただいた方に貴重な資料をお勧めしておきます。

    まず1冊目は、

    イザベラバード「朝鮮紀行」

    これは、時代で言うとちょうど日清戦争の前後の頃、イギリスの貴婦人が、日本、朝鮮、中国などを長い期間かけて歩いて回った(と言っても人力車のようなもので)際の紀行文。この口の悪いオバサンは、思ったことを見たまま感じたままに書きまくっている。当時の西洋人がアジア人をどういう目線で見ていたかが良くわかる文章であるが、同時に決して嘘がない。そもそも彼女に、日本、朝鮮、中国で見聞きしたことに嘘をつく理由がない。その意味で当時の東アジアや、日本人、朝鮮人、中国人の性質や当時の政治状況を知る上での一級資料である。最近韓国人がこの紀行文を世界中の図書館で改竄しているという噂があるが、日本では講談社から文庫本が出ているので、そのままの翻訳文で読むことができる。

    そしてもうひとつは、日高義樹氏のレポート。これによると、在韓米軍の撤退は2016年であるという。その他近年のアジア情勢が簡潔にまとめられていて非常に参考になる。彼の言っていることを100%信じるかどうかは個人の判断に任せるが、少なくとも、米国の政治筋、軍事筋はこのような分析をしていることは間違いないだろう。昨日まで大変簡潔な文章がネット上にあったのだが、削除されていたので、書籍を紹介しておきます。

    日高義樹『アメリカの大変化を知らない日本人』

    (写真: 朴正熙 ー 現大統領の父 「韓流研究室」より)

    朴正煕の逸話 wikiより

    福田赳夫が大韓民国を訪問した際、酒席において日韓の閣僚たちが日本語で会話をしている最中、韓国側のある高官が過去の日本統治時代を批判する旨の発言を始めたところ、彼を宥めたうえでこう語っている。

    「日本の朝鮮統治はそう悪かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な労働力だった自分を学校に行かせてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は割りと公平だったと思うし、日本のやった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。」

    また、無名の若者たちが国の近代化を推し進めた明治維新を「明治維新の志士を見習いたい」と称賛していた。特に、中心人物の1人である西郷隆盛を尊敬し、西郷が語った「子孫のために美田を残さず」という言葉を好んで使っていた。こうしたことから、前述の浦項製鉄所や石油化学工場の建設の推進、さらに維新体制の確立など、経済政策やメンタリティ等あらゆる部分で日本の影響を色濃く受けていた事が伺える。

    酒を飲んで機嫌が良くなると、よく日本の軍歌を歌っていたと言われている。

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