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「多様性」の闇に潜む日本人のトラウマ

平成31年1月19日 政治・国際関係・経済
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飲み屋で話をしていたら、隣に来たある人間が、教育関係のNPOで活動しているという。中国人や韓国人や、その他の国の子供がたくさんいて教育しているんだという。

中国人は素直で優秀だと言うので、私はなるほど、それでは日本に住んでいるんだから、日本という国はどういう国でどういう価値観があるのかということを日本人として伝えるべきでしょうね、と話したら、その人が突然、激昂しはじめた。

たとえ何人であろうと、この国に暮らす以上はその国がどんな国であるかを日本人として伝えるのは当然だろうと思ったのだが、それを言おうとするとさらに激昂してきた。

断っておくが、私が書いているような神道の話などは一切していない。

ならば、あなたはどうしたいと思うのか、と聞いたら、お前はどうしたいんだというから、話をしようとしたら、途端にさらに激昂して、私の話を遮る。

結局この人はなにがしたいのだろうか。そう思った。

最終的に殴り合いの喧嘩の寸前みたいな感じになったのだが、私はどこまでも冷静で何でこの人はこんなに激昂しているんだろう。この人は結局教育というものをどうしたいのだろうかと不思議な気分でしかたなかった。

最後は知人に止められて店を出ることになったのだが、お前が悪いという。どうやら私の態度が高飛車に思ったようだ。

しかし、私は日本人として、日本に暮らす他国の子供を教育する上で、私たち日本人としてどういう教育をしたらいいのか、という疑問を投げかけて欲しかったのだが。

結局、相手の意見を尊重することしか考えず、しかも日本人としてどうあるべきかという確たる見識もないから、激昂したんだろう。

彼のような考えの人から見ると日本人はどうあるべきかという考えは「右翼」らしい。

正直、同じ日本人として悲しくなり、あきれもした。これが戦後教育というものかとも思った。
多様性とは自分の価値観を無視して他人の話だけを聞くことではないだろう。

しかし、それを多様性だとか共生だのと思っているのはただの自虐ではないか。

そう言っているうちにこの国はどんどん傾斜して衰えていることにこういう人は気づいてはいない。

いつも思う。問題なのは、中国人でも韓国人でもなく日本人なんだと。

激昂したあの男性の、激昂の源泉を心の中で辿っていった時、ニューギニアの奥地のようなところで餓死した日本の兵隊のような姿が思い浮かんだ。

まだそういう影響が社会に深く根を下ろしているんだろうか。そういうことが関係してるんだろうと思う。

そういう残滓のようなものが消えるには100年くらいは必要だろうか。理屈では収まらないものがあると思った。

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