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    上野東照宮 – 徳川慶喜の本心

    平成30年2月20日 日本史
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    徳川慶喜に関する記述を見ると、彼が将軍になって以降の動向は注目すべきであろう。

    彼は将軍就任後、ほとんど江戸城内に入っていない。

    彼は江戸城中の雰囲気を非常に嫌っていた。

    堕落であろう。特に大奥が専横を極め身動きができない状況であったという。

    彼は思ったに相違ない。

    こんな体制で国を左右したら、作今の世界の状況下にあって、この国は滅びる他ない。

    おそらく彼は自らの体制をリセットする必要を感じていただろう。

    幕府方が賊軍(天皇の支持を得られなくなった)になったことは、彼にとっては好都合だったと思う。

    「都合が良い。この状況を使って今の幕藩体制をリセットしたい。」

    それがかれの本心だったと思う。

    忠実な幕臣からしたら堪え難いことだ。

    しかし、世界の内におけるこの国の状況を俯瞰した時、今の体制はもはや救い難い。

    そういう彼の本心を私は手に取るように理解できる。

    これほど「無私なる精神」が一国を統治するなど世界史上極めて稀なことである。それを我々日本人は心より感謝する必要があるだろう。

    しかし、いつの時代も、本質を悟れる人間は孤独である。

    (写真 上野東照宮 徳川慶喜の御霊を祀る)

    上野東照宮上野東照宮

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