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    日韓関係をめぐる総括とこれからの日本の処し方について

    平成31年2月7日 政治・国際関係・経済
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    日韓関係が今危うい状態である。反日国家としてその勢いは増すばかりであるが、この問題の本質を見ていけば次のような結論にいたる。

    以下に書くことは今日の日本ではほとんど語られないが、本質を極めればこのような結果になる。ただそれを日本人自身が「見たくもない」と顔を背け「悪いことをしました」と言っておけばいいや、というのが戦後の日本人の基本的なスタンスであった。

    日本のリベラル左翼を中心とした、日本国内における「常識的な」あるいは「良識的な」戦前戦中戦後に関する歴史観などというものは、歴史の真実に照らせば「幼稚園児」並みのものでしかないが、それが通用したのも戦後日本の「惚(ほう)けた平和」の毎日によるのだろう。

    日本が第二次世界大戦に敗退すると、必然的に朝鮮半島への影響力を失った。その後米国が半島の南半分の影響力を引き継ぐ形になったものの、所詮米国本国から遠い東アジアにおける詳細な地域戦略を行使することは難しいだけでなく、この二十年ほどの期間に米国自身の国力も衰退疲弊した。

    日本は戦後一貫して、国際社会へ影響力を行使することを忌避し、国内では「平和平和」と念仏を唱えれば平和であろうといわんばかりの惚けようであり、実態は面倒な国際社会のことは全て米国という「お父さん」にまかせて、「アメリカ」という、父親に寄生して生きるパラサイト国家として、ひたすら金儲けに励んだ。

    その間、国際社会、ことに東アジアにおいては、日本の平和念仏で世界平和が実現するはずもなく、世界史を大きな視点で見た時、実際には日本の敗戦によって、アジア全体は極めて不安定化したと言えるだろう。

    日本の敗退によって、満州における影響力を失ったことは、結果ソ連の極東への侵略と介入を決定的なものとし、中国は共産化したのである。

    中共成立後、朝鮮半島は必然的にその影響下に陥り、半島全体が共産化の危機に瀕したが、かろうじて米国の介入によって、南半分の赤化は阻まれた。

    中国が共産化したことによって、東南アジアでは、ベトナム、カンボジアも共産化することになる。特にカンボジアにおいては、人口の大半が共産政府により虐殺され、その後遺症は未だに大きな影を落としている。

    米国はベトナム戦争へとなだれ込んだが、この戦いが国家としての力を著しく損ね、以降衰退へと向かうのは何とも皮肉な歴史的事実であろう。

    台湾においては、共産化した大陸から追い出される形で国民党がなだれ込み、多くの台湾人が犠牲となるばかりでなく、いまだに国家としての体裁を国際社会が認知できない状態が続いている。

    これらは全て日本の敗戦の直接的、間接的な結果であることは間違いのないことであろう。

    古代からの歴史的経緯から見ても、朝鮮半島は、歴史の大半を支那の影響下に置かれ、実質支那領であった期間も長い。

    特に半島北部はそうである。日本も半島南部において古代影響力を持ったが、大化の改新の時期以降はその拠点を失い、途中秀吉の侵攻はあったものの、明治期まで影響下にはなかった。

    半島は、中国、ソ連(ロシア)、日本、米国などの強国の影響下に置かれざると得ない宿命にある地域である。

    どうすればこの地域は安定するのか、ではなく、何がこの地域に対して今最も影響力を行使しているのか、がこの地域の中心課題であることを忘れてはならない。

    戦後日本は、一貫して半島への影響力を失い続けたし、また、かの地への積極的な影響力の行使を自ら放棄した結果の今日の強烈な反日国家(地域)の誕生ということでもある。

    話し合いであの地域とうまく付き合っていこうなどと本気で考えている、お目出たい日本のチシキ人とかいう名の無知識集団は論外としても、この地域に関わった以上は徹底的に戦略的に関わる必要があるし、手放せば何をしてくるかわからない状況が、いきなり出現する地域でもあることを日本人は熟知する必要があるだろう。

    現在の半島情勢は、結局、戦後、特に平成以降の日本の当該地域への積極的なる影響力の行使の否定、あるいは喪失の結果であると同時に、それをさらに解読していけば、戦前期における米国の対日政策の無策、失策にもあるだろう。

    米国が戦前期において、自らの世界戦略における日本の重要性を重視し、東アジア政策において協力体制を模索するだけの器量と認識があれば、中国は共産化しなかったであろうし、朝鮮半島は分断することもなく、いずれ日本から自立して、今よりははるかに、近代国家としての、まともな民度を確立することができたに違いない。

    東南アジアにおける戦後の数々の不安定要素も今ほどのことはなかっただろう。

    これは要するに、当時の日本国の国際社会を生き抜く上での未熟さでもあっただろうし、米国のアジア政策の失策、無策、あるいは無関心(要するに、黄色人種の地域など、あまり興味ない、重視していないということがあっただろう)であったことの結実が今日の半島情勢の結果だと言える。

    では、これから、日本が再び戦前のように、半島へ積極的に影響力を行使することはあり得ないし、その気力も、胆力も、能力も、「つもり」もないだろう。

    そうなった以上、もはや現状を受け入れて、国防圏を半島の三十八度線から、対馬海峡まで下に下げて、国家としての力を養うことが急務である。

    これは過去の歴史に鑑みれば、大化の改新の頃の日本と極めて酷似している。

    白村江の戦いに敗退して、それまで長期間半島南部に影響力を行使してきた日本はその拠点を完全に失ったばかりか、唐と新羅の連合軍による、日本侵攻の脅威にさらされたのである。

    天智天皇は、京都の山の背後に遷都し、対馬、九州、中国地方、近畿地方に強大な要塞を構築して、半島からの侵攻に備えた。

    結果、唐の衰退などがあってその危機は免れたものの、当時の日本はまさに存亡の危機にあったと言える。

    しかし、大化の改新によって、国家としての体裁を強化し、それ以降の日本国の有り様を決定づけたのも、この期間にあたる。

    現代はまさにそれと合致している。

    朝鮮半島は日本のような島国にあらず。常在戦場のような地域であって、少しでも油断すれば、他の影響力が増し、次の瞬間、こちらが何をされるか分からない情勢に陥るのだと言うことを日本人は自覚しなければならない。

    お話合いをすれば仲良くなれてうまくつきあっていけるほど、呑気な地域ではないということ。

    この地域に暮らす個々人の資質と、地域の歴史的・政治的・地政学的宿命とは全く無関係であることを認識してこの地域とどう関わっていくかを考えていかなければならない。

    (写真:天智天皇陵)

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