Close Menu
  • ホーム
  • 公開日順
  • 日本文明・神社・神道
  • 文明論
  • 直観・霊感的
  • 神社巡り
  • 政治・国際関係・経済
  • 日本史
  • 世界史
  • 文化・文芸的
  • 動画紹介
  • コラム
  • 魂降日記について
  • お問い合わせ
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
最新記事

見えない戦争 – 感情の戦争の時代 三島由紀夫「豊饒の海 春の雪」が語る予言的な言葉

令和8年4月11日

イランとウクライナを巡る1つのシナリオ

令和8年4月11日

善悪というのは相似形

令和8年4月11日

AIによるイラン関連情報の分析

令和8年4月9日

米国のNATO離脱可能性から世界情勢と日本の立場について思うこと

令和8年4月2日
Facebook
魂降日記魂降日記
Facebook X (Twitter)
  • ホーム
  • 公開日順
  • 日本文明
  • 文明論
  • 言霊
  • 神社巡り
  • 歴史と政治
    • 日本史
    • 世界史
    • 政治・国際関係・経済
    • 政治・国際関係・経済(公開順)
  • コラム
  • 文化・文芸的
魂降日記魂降日記
Home»コラム

広島の夜 – 小早川隆景と三原城を想う

平成28年12月30日 コラム
Share
Facebook Twitter LinkedIn Pinterest Email

広島で宿泊するのは意外にも初めてのこと。調べてみると、広島市は、人口比に比べ、飲食店の数が多い比率が日本一だという。

広島駅から市電で5つほど行くと、胡町(えびすちょう)というところがあるがこの辺りが夜の中心地。

繁華街を歩いていると胡神社がある。広島に到着したのがすでに22時近い時間だったので、既に門が閉ざされていたが、大きな案内板には、

「この御祭神は毛利元就公の御先祖様です」

と書いてある。恵比寿さんがどうしてそうなっているのかと思うが、恐らく天穂日命か何かが御祭神でそれが何かの拍子に恵比寿様と習合したんだと思われる。

とは言え、こんな神社に出くわすのは中国地方以外なかろうという思いで、しっかりと手を合わす。

何だかいい気分になってきたので、牡蠣を食ったり、名物くさいネギラーメンを食らう。創業51年の龍王とかいう中華屋のネギラーメンは異常に美味かった。

いい気になっているうちに11:00を過ぎてしまった。人混みはそこそこあるのに停留所には誰もいない。

すると私の後にもう一人、年配の男性がやって来た。

「もうないかね」

私は、時刻表を見ると数分前に終電が過ぎていた。

「終わってますね」

「駅までですか」

その人が私に言った。

「そうです。」

「なら一緒にタクシーで行きませんか?」

私は前方から来る「空車」に向かって手を上げた。

「市内にお住まいですか?」

そう私が聞くと

「いえ呉です。」

「そうですか。」

前日、知人に連れられて横須賀に行っていたので、何か急に親しみを感じた。

「そうですか。私の父は海軍でした。江田島の話をよくしてました。」

というと、急に心を許したようになって、

「そうですか。最近自衛隊の数が増えてましてねえ」

「そうですかぁ。日本もアメリカさんにばかり頼っているわけにはいかなくなってるから、呉もこれから忙しくなるでしょう。」

と言うと、とても嬉しそうに微笑んでいた。

別れ際に、固い握手をしながら、

「ありがとうございました。お元気で。」

と。その時、その人の顔が昔会った人とそっくりだったことを思い出す。

大学生の頃、自分が初めて一人で広島に来た時、三原という駅のホームのベンチで電車を待っていた。

瀬戸内特有の明るい日差しの下、ベンチから三原城の方向を眺めていた。

三原城は、小早川隆景の居城であり、隆景は瀬戸内水軍を束ねる武将である。毛利元就の三男坊。私は理由もなく若い頃から隆景が好きだった。

すると、私の隣にいつの間にか初老の紳士が座った。

そしていきなり私に話しかけてきた。

「あなた。随分親不孝してきたな。」

いきなり言われたので非常に驚いたし、腹が立った。いったいこの人は何なんだと。

「私にはわかる。自分も随分親不孝をしてきたから。」

少し間をおいて

「親を大切にしなさい。」

そう言われた直後に電車が来た。

私はろくにその老人に挨拶もせず電車に乗った。ところが直後、電車にもホームにもその老人は見当たらない。

私はイライラしていたが、正直、図星であった。

私は父親と喧嘩ばかりし反抗ばかりしていた。

親と子というのは不思議な繋がりがある。それは理屈をはるかに超えている。

腹立たしい近親ほど縁の深いものはない。

その後の自分の人生と父親との繋がりはそれを確実に示している。自分の人生の意義を見出す、ある種の「確信」は父との繋がりの中で得られたと言える。

この話をするのは初めてのことであるが、それを広島でするというのは奇遇というしかない。

タクシーで同乗した年配の男性の目を見た時、思い出したからである。

生まれてから今に至るまで、自分は愛知県から東にしか住んだことがない。しかし自分のルーツは中国四国九州である。

もしこの地域に生活拠点があったら、自分は何のストレスもなく人生を送ったことだろう。

不思議なことに人間はストレスをかけられることで、目覚めることもある。

ユダヤ人が自分の故郷を失ったのと同じように。

しかし私の魂の故郷はこの辺にあることは疑いようもないと人生を振り返って感じるのではあるが。

(写真: 小早川隆景 と厳島神社)

関連タイトル

コラム

タモリ的時代の終焉

令和8年1月21日
コラム

蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)

令和6年12月3日
コラム

「もうこれで終わりかなー。」その少し先に見える世界

令和6年11月22日
コラム

山口の魚を直送 西麻布 もぐら

令和6年10月29日
コラム

会津と山口の料理を扱う蕎麦屋 神楽坂 和み

令和6年10月20日
コラム

内幸町 大吉田

令和6年8月21日
最新投稿

見えない戦争 – 感情の戦争の時代 三島由紀夫「豊饒の海 春の雪」が語る予言的な言葉

令和8年4月11日

イランとウクライナを巡る1つのシナリオ

令和8年4月11日

善悪というのは相似形

令和8年4月11日

AIによるイラン関連情報の分析

令和8年4月9日

米国のNATO離脱可能性から世界情勢と日本の立場について思うこと

令和8年4月2日

ホルムズ海峡関連で今後想定されること

令和8年3月26日

no more remember PH?

令和8年3月22日

「豊饒の海 春の雪」の一節から見る高市早苗首相と日本の未来

令和8年3月19日

英彦山神宮 下津宮から参道へ

令和8年3月15日

英彦山神宮

令和8年3月14日
© 2026 Tamafuri Nikki
  • 魂降日記について
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ

検索したい文字を上のボックスに入力してエンターキーを押してください。検索ボックスを消すばあいはESCボタンを押してください。

Go to mobile version