神や霊魂の存在を信じないのに、「祟り」という言葉を聞くと異常な拒否反応を示す人がいる。
信じてないなら、祟らないんだから、恐れる必要はないのだが。
「祟り神」というのは、祀ることで、鎮魂され、その威を現し善行を施すわけである。
菅原道眞の天満宮や平将門の神田明神。出雲大社も祀らなければ祟るという意味で、そうであろう。
鎌倉あたりに行くと御霊神社という名の神社があるがこれもそうである。その地域に由来する祟り神を祀っものだ。
「祟り」という言葉を恐れて震えている人に
「祟りなどない!」
と断言する僧侶みたいな人がいるが、恐れる人々にそのように言う気持ちは分かるが、それは反面無責任な気もするのである。
恐ることはない。
神は人の敬いによってその威を増し
人は神の徳によって運を添ふ
みそぎはらえ 二九八十八

