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    Home»日本文明・神社・神道

    古代日本人と背中の龍

    平成29年9月29日 日本文明・神社・神道
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    魏志倭人伝には、倭人は入れ墨をしていたとあり、これについて昨日書いた。

    神武東征に従った大久米命は目に入れ墨をしていたと言う。

    命の入れ墨を見て神武の妃 イスケヨリヒメが驚いたと言う記述がある。

    入れ墨は他にも海幸彦の末裔隼人。

    蝦夷にもまた。

    海人族もそうだと言う。

    海人族と言えば、安曇族、住吉族、宗方族などがある。大綿津見神。綿津見神。

    どれも神々の系譜。

    彼らが入れ墨をしていたかどうかはわからないが、宗方族は、胸肩とも言って胸や肩に入れ墨をしていたとの説もある。

    胸や肩の入れ墨といえば、任侠者を思い出す。

    そう言えば住吉会なんてのもあった。

    任侠ヤクザの系譜を追って行くと、浅草弾左衛門などに至る。日本全国の穢多非人の総大将、総元締で大名クラスの権力を幕府から与えられていた。

    十手持ちと言えば銭形平次を思い出すが、彼ら十手持ちもそういう一族の者達が担ったと聞いたことがある。

    誰も相手にしない人達や、どうにも手に負えない荒くれ連中の面倒見役としての弾左衛門。身寄りのない者達を家族のように扱ってくれる世話役。

    同時にその社会なりの「秩序」を維持する役回り。だから滅茶苦茶なことにはならない。

    血の繋がりはなくても盃交わせば親兄弟。

    任侠者とは日本の文化の担い手でもあった。

    祭りの主役。

    テキ屋の寅さんも任侠者の端くれだ。

    事件が起こると、彼らに聞けば犯人の居所がすぐにわかる。強力なネットワーク。だから戦後に至るまで警察と任侠ヤクザは交流があった。

    戦後すぐのドサクサで、配給だけじゃ生きて行けない当時の日本人の胃袋を満たした闇市の物資調達にも一躍買った人達。

    任侠者がいなくなると、犯罪者は地下に潜る。より凶悪になり、素人衆にも手を出すようになる。

    振込詐欺で老人をターゲットに金を巻き上げるなんざ、極道モンのすることじゃねえ。

    そう言ってヤクザをやめた人の話をテレビでやっていた。

    任侠者を国家権力が追い詰める。

    すると結果、犯罪はより凶悪になり、警察も全体像を把握できなくなり、アンコントロールな地下社会に潜り込む。

    皮肉なものだ。

    悪を潰すつもりでヤクザを追い詰めたらより凶悪になる。日本のヤクザが弱くなって、チャイニーズマフィアが日本の繁華街を牛耳る。

    札幌がそうなりつつあるらしい。

    江戸時代の言葉に「お目こぼし」という言葉がある。人間は完全な生き物からは程遠い存在だ。だから少しのことは許してやろう。

    お目こぼしのない社会は、一見綺麗に見えても、その下に想像を絶するほどの凶悪が潜むことになる。

    任侠者の歴史を追って行くときっと彼らは古代日本人のなにがしかの系譜に関わるんだろう。

    海人族か、蝦夷か、隼人か、久米族か。
    あるいは倭寇や水軍の末裔か。

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