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リベラリズムは悪の手先に落ちたのか?

平成31年2月19日 政治・国際関係・経済
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近代から現代にいたる過程で経済と政治の世界における主義思想が混濁してきた

現代の経済の主流をリードする、無国籍型巨大企業はグローバリズムを目指す。その無国籍型巨大企業のグローバリズム侵攻を、どういうわけかリベラリストが支持する。

現代にいたり、リベラリズムは、かつての「左翼」が目指していた国境を超えた「人権」「平等」とそれに由来する「平和」を希求してきたが、彼らが支持する勢力は、今や、まことに皮肉なことに「究極の資本主義」あるいは「資本主義の最終形態」であろう超巨大無国籍企業群ではないか。

「国民」という概念を無視し、ただひたすらコストの地球的「平準化」を目指し、そのために、主要な工場のある国家や地域には、「可能な限り低コストな労働力」を提供させるための「移民」を極限まで奨励する。

それこそが、「平等社会」の実現であると。

文化文明も歴史も、その国や地域に根差した価値観も一切無視した「経済合理性」に基づく「平等社会」の確立。

これは、もしかすると、マルクスが目指した社会なのか。

かつて、自分が大学に在籍したいた時、自らの新左翼を授業中に宣言していたある教授が、このように言っていたことを思い出す。

「かつてマルクスが目指した社会を、皮肉なことに資本主義者が実現しようとしている」

彼のヘラヘラした含み笑いが忘れられない。

かくして、リベラリズムは彼等自信が思うところの「悪」の仲間入りを果たしたのである。

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