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真正保守の視点と国民との齟齬 「祭りと祀り」か「弱者救済」か

令和3年6月20日 日本文明・神社・神道
天橋立
天橋立
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私は自分のことを今風でいう保守と言えるのかどうか分からない。正直そんなことはどうでもいい。

私はこの国の始まりのところからできた文明。日本文明を支える八百万の神々の世界に支えられたこの国の類まれな、世界に類をみない「構造」に心酔しているのであって、それを守るためならば命を惜しまぬ覚悟でいるという人間に過ぎない。

世に言う「保守」または「真正保守」というものの立場があるとすれば、それに私も含まれるとして、それを先の大東亜戦争に絡む形から、その在り方についての意見において、特定の見識を有するものを総称して保守というとすれば、恐らく、あの戦争において職業軍人の立場からすれば、たとえどのような死にざまであっても、どのような結果であれ「武士に二言はない」だろう。

しかしあの戦争を戦ったものは、職業軍人だけではない。さらに末期の主要都市の空襲や原爆投下における、人心の破壊、文明の決定的な崩壊において多くの国民の意識が有史以来極限まで崩壊したことはまぎれもない。

現状の主要な保守意識は、いはば「武人の魂」のそれであって、それ以外の「武人ではない」人々の

「祀ろわれぬ思い」

というものをないがしろしている面もあるかもしれない。だとすれば、それは極めて致命的なことだ。

共産主義者や左翼、マルクス主義者、唯物主義者達はこの「間隙」をついたのだと私は思う。

民衆にとってかけがえのない「祭りや祀り」による地域社会の強い結束は、共産主義者の「弱者救済」という「ネットワーク」に奪われた。

正直言えば、保守はもっと民衆の心を重んじて全ての社会が円滑円満に巡る社会作りに力を注ぐべきではないか。

あらゆる魂の祀りということ。報われぬ魂達も祀らなければならない。

「平等」「弱者救済」などという西洋仕込みの薄っぺらい社会的価値観にこの国の根本を奪われてはいけない。

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