本日、三島由紀夫研究会のメルマガが来た。年末年始と何回か来ているようだ。
そこで目にしたある一節に今更ながら衝撃を受ける。
以下引用。
「戦後間もなく、最後の海軍大臣となった米内光政が昭和天皇に拝謁し、「我が国は優秀ですから五十年もあれば復興を遂げるでしょう」と申したことに対し、「我が国の真の復興には三百年かかる」と仰せになった。」
昭和天皇は歴代の天皇の中でも傑出した賢明さを持たれていた。
三百年というスパンは長い。
それを見越す能力は通常に有らず。さすがという他ない。
そうかもしれね。
逆に言えばそれほど大きな「損失」があの時起こったということに他ならない。
しかしこの国が真の復興にあと少なくとも二百年はかかかるということ。その見識も含め私には気が遠い。
しかし、ゆっくりと考えてみればそうかもしれない。
今の日本の主な状況をみるととてもではないが真の復興からは遠い。とは言え僅かながらその兆しがようやく見受けられるような気がする。
そう考えてみると三百年は妥当だ。
しかし、それはこの国の人の魂が、真の復興を目指す心持ちを持ち続けた時の話である。
それが今後、私の世代よりも三代目以降も続くならば可能性は大いにあるだろう。
その火を消してはならぬと思う。

