グルジェフは、
「人が事実だと思っていることが幻想で、幻想だと思っていることが事実である。」
と語り、昔の日本人も
「この世は幻」
と言った。
この書籍、最近宇宙人の話題で世間が騒がしくなった時、少し調べていたら発見したもの。
いわゆる「ロズウエル事件」で墜落したUFOから救出され、生存したという唯一の宇宙人に対して行われたインタビューの記録だという。宇宙人は1週間ほど生存したという。
この書籍の信憑性に関しては著者自身、何も証明する手立てがないと書いている。単なる作り話、SF小説からのパクリではないかと考えながら私も読み進めた。
しかし、読み進めていくと書かれている内容において、最近自分が感じていたことにシンクロしたような記述がいくつかあった。
例えば「一神教」の成り立ちの真相とか、肉体と魂の関係など。神々の正体とは何かとか。
さらに、この世界(地球を含めた銀河的な)の成り立ちの真相についても記述されている。個人的には充分にあり得る可能性の一つとして考えられるものだった。
最近量子力学と神や宗教との関係性などが話題になることが多いが、そのような要素を含んでいるように思われる。
さらに地球という星は、宇宙人たちの魂の「監獄」のような意味あいのある星だという記述は、私は初めて聞いた話で、非常に新鮮だった。こういう話はSF小説などによくある設定なのだろうか?
その他、シュメールから始まる古代史のさまざまな解釈、ユダヤ・キリスト教文明に関することからインドのヴェーダについての解釈など。途中話が飛び過ぎてよく分からない所などもあったが面白い。
自分は、いわゆる「宇宙人もの」とか宇宙人とコンタクトをとっているヒーラーの文章とかの書籍は、子供の頃は読んだが最近はまったく読まない。しかし、この本は事実だとしても作り話だとしても非常に参考になる内容だった。
この手の類似の書籍は基本相当「怪しい」が、この文章は作者の個人的な感情や意図があまり感じられないので読みやすい。
この書籍を元本にした別の作者の書籍などもあったがかなり怪しいと感じた。この手の書籍は、作者の思い込みや「念」だけで書いているものが多く、人を惑わし混乱させる要素が多いので注意が必要。
この書籍については、設定が正しければ舞台は1947年(昭和22年)の米国になる。米国人が当事者である以上、その時点の米国人の立ち位置から見た世界観にならざるをえない、ということはあらかじめ頭に入れておいた方が良いだろう。
興味ある方にはおすすめ。200ページくらいしかないのですぐに読める。

