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ものごとの変容や主体的意識活動に関わる手法についての論考

令和6年11月3日 直観・霊感的
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人は自分が目指すものや望むことが現実社会に結実することを望むものだ。

目的を到達させる方法として、あきらめない心とか、目的までの緻密なスケジュールを作成して規則通りに貫徹する意志だとか、そんな話がハウツー本などでは語られている。

しかし、私はそれらがあまり効果的ではないもののように感じている。それらの多くは表面的な解釈に過ぎず、やるだけ時間と労力の無駄なのでないかと。全くそうだとも言えないにせよ。

少なくとも私自身の生活を動かしているものの源泉は、意志などという、実につかみやすいものなどではない。私にとって意志などというのは、ほとんど一見あるかに見えて実際無きに等しいもののように見える。人や歴史を動かす状況を客観的に見るにつけてもその感を強くする。

これについてのより現実的な手法ついての論考を最近得た。

以下はそれについての話である。

◇◇◇◇◇◇◇◇

その日は目的もなく街を彷徨い、気がつけば中野駅の周辺を歩いていた。この辺で食事でもしようかと思い探したが気の向く店がないので自宅方向へ向かう。途中、数日前に訪れた赤阪のスペイン料理屋の真だこ料理を思い出し立ち寄ることにした。

カウンター席に座ると、初老の夫婦が食事中だった。私がオーダーしたタコの料理が来ると、隣にいた婦人がそれを見て、

「おいしそうですね。何という料理?」

と話しかけてきたので料理名を伝えた。

二人は私が生まれ育った故郷で自宅のあった場所からほど近い所に住んでおり、その婦人の故郷は私の母親の生まれ故郷と同じでもあった。今日は子供に会いに東京へ来たのだと言う。

それを聞いた時、時空が歪むような奇妙な感覚を覚えた。

実は以前からこの人とは会う必要があり、ここなのか他の場所かは分からないがいずれ合わなければならない理由があったように感じた。

たまたま気が向いて訪れた店で隣り合わせたに過ぎない。大した話をしたわけでもない。多分もう二度と会わないだろう。

しかし、自分たちが普段目覚めている時には全く知り得ない世界では、もう既に幾度も関わりがあり、共に何がしかの仕事にたずさわっていた。その仕事の仕上げの挨拶として今日の出会いがあった。

人が目を覚ましている時の出来事は、人間の営みの中のごく一部で、氷山の一角に過ぎない。それを我々は通常「現実」と呼んでいる。

しかし、本当の現実、あるいは真実の活動というのは目に見えるところにでなく、我々の通常の意識外の世界にいる時にこそ起こっており、そこでは日々「重要な行事や活動」に追われている。

この日の区切りの挨拶は少し以前に決まっていた。今日は1日中何のあてもなく過ごしたにも関わらず、この時間は予め決められていた。

出来事の起こりと時空の関係は歪んでいる。

このことは神々の御業とも繋がりがあり、我々がなぜ神の存在を感じるのかの理由づけにもなるだろう。

そんな考えが走馬灯のように心をよぎった。

◇◇◇◇◇◇◇◇

我々の「真の」意識活動は我々が思っているように一様でない。

出来事はそれが起こるかなり以前に既に決まっている。

我々が何かをしようと決めた時や思い立った時、もうその結果は出来上がっており、我々はその道を手さぐりで進んでいるかに見えるが、実は予め決められたゴールへと導かれているだけだ。

我々はそれより相当以前から「人知れず」または「我知らず」様々な意識活動に追われている。

真の変容
真の変化
真の変革や変動
あるいは、
真に主体的な意識活動

というものに人が本気で関わりたければ、このように微妙で精妙な心の動きや出来事の起こりの源泉に意識を集中する必要があるだろう。

それによってはじめて、自分にとって真の意識活動の在り処を理解できるようになるはずである。それが人の真の目覚めにも繋がる。

目覚めている時に思い立って後、何か事を起こすこと自体が何かの結果に結びついているわけではないのだということ。それ以前の活動に目を向けなければならないこと。覚醒時以外のより深い意識活動に触れる努力を惜しまないこと。それは非常に微細で精妙なものであること。

こういう考えを進めると、それまでの日々の生活の在り方全体にも微妙な影響を与え始めるはずである。

最近、何かを変える、あるいはものごとを起こす力の源泉は何処にあるのかについて意識を集中していたところ、このような結論を得た。

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