二代綏靖天皇から八代開花天皇まで古事記、日本書紀に事績の記載のない天皇のことを言う。昭和期に津田左右吉が、欠史十三代を唱え、彼の主張の影響によると思われるが戦後になりGHQの強制的な指導の下、教科書から削除された。

私が、日本史と天皇家の歴史的真実を辿る場合、かならず、天皇家と神道を同一のものとして探り、辿る。日本の文明と歴史を考える時、その中核は天皇と神道にある。私が調べ物をする際、天皇と神道はイコールであり、きってもきれないセット物である。

天皇家が朝鮮半島から来た。という話は、戦後のいつからか日本人の酒の肴になっているように思う。相当大多数の日本人がこの話を誰かから聞き、確かにそうかもしれないと思ったはずである。

朝鮮神話について、韓国人が記述した文献は参考になるが、類似性を指摘する記述の大部分が済州島に伝わるものであった。彼らはこれを韓国文化が日本に、としつこいばかりに強調する。しかし、済州島の文化は明らかに汎太平洋文明の一部である。

以前から、歴史は繰り返し、いくつかの時代に同じような事象が繰り返し起こる現象に注目して来た。世界史にも同様のことがあるが、日本史を見ると、権力は常に西から起こり、東へと移動する。