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日本人と韓国人の違い(3)シニカルな民族的本質

平成29年11月6日 文明論
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シニカルな民族的本質

釜山の街を歩いていても、何か「反日」を感じさせるものは、基本的には全く存在しない。

それ以上に、韓国社会について明らかに感じることは、何かある種の階級社会的なものが存在するということだ。

服装、言動や振る舞い。こう言ったものが何種類かに、かなりわかりやすく分類されているように思われる。

よくテレビで見るような、興奮して大声を上げたり、デモしたり、そういう行為というのは、何かそういう組織があるとか、何がしかの組織団体らしきものに、ある種「貧しい階層」「報われない階層」の人たちが動員される、金をもらってパフォーマンスする、活動する、こういうことがあるかもしれない。

元大統領やその一族がほぼ必ず失脚する社会。そういう社会を根源的にコントロールしている何がしかの勢力があるかもしれない。

あれほど過激に旧権力を失墜させないと気が済まないということの背景には、強烈な恐怖心、不安感、自信のなさ、こう言ったものがあるだろう。

日本に再びコントロールされることの恐怖。そうなることで失うという恐怖心から逃れられない人々。旧権力を残すことで自らの地位が危ぶまれると戦々恐々している人々。そういうものの実態は何か。こういうことをもっと明確に追って行く必要があるだろう。

日本では、「韓国人はこういう気質だ」的な書籍が溢れている。しかし、あの社会を本当に動かしているものが何か、こういったことにフォーカスしたものはほとんどない。

私もいままでそういうことに全く気付かなかったのだが。

何か国民全体がエキセントリックに、狂ったように、極めて感情的に動いているんだという風に日本人は考えるが、それはある意味非常に「日本的」な見方、目線かもしれない。

国民全体がある種の共有感覚をもって動くというのは、極めて日本的なものの考え方だが、おそらく彼らはそういう社会ではないだろう。

いままで日本では散々、韓国人はこうだとか歴史的にこうだからこうなんだ。儒教が深く影響してこうだとかという話ばかりだが、恐らくこれでは本質を見誤るだろう。

それは表面的な、極めて彼ら的なパフォーマンスだという側面があるかもしれない。

韓国人というのか朝鮮人というのか、何れにしても、彼らは、やはり「中国的」であって、社会構造は中国のそれよりもコンパクトな分非常に洗練されていて実態が見えにくいが実質的には極めて類似しているだろう。

テレビや表面的に見える部分だけで、日本人がイライラしたり、腹をたてるというのは、わかるけれど、何かそういう我々の反応自体が、彼らにとっては、「柳に風」「馬耳東風」だろう。

「また日本人がイライラしてるなあ。」

そんな感じでしかないのかもしれない。

「へっへっへ。」

そういう感じ。

彼らは、「熱くて」「エキセントリック」である以上にシニカルであり、ニヒリスティックな体質だと私は感じる。

日本人は彼らを見る視点、フォーカスする部分を上手いことずらされており、的が外れているだろう。

あの社会を動かしている「何がしか」というものの実態にもっとフォーカスして見ていかないと、結果我々もまた、韓国国民と同様に、上手いこと操られているだけであり、結果、関わり方を間違えるだろう。

すでに大きく間違えており、かなり時間的にも労力的にも我々は損失しているのではないかと思えて仕方がない。

あの社会を本当に動かしている者たちはもっと「冷めて」いる。

みそぎはらへ 二九十一七

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