Share Facebook Twitter LinkedIn Pinterest Email 知人が靖国神社に行きたいという。 「君、本気か?」 と私は思わず言った。 「靖国?ダメだろそんなもん!」 と言っていた人が、どうしたのか。 楼門をくぐる時、 「爺さんがここにいるんだ。」 「戦死したの。何処で」 「何処か南方の方で」 「随分待たせたもんだねえ。平成の終わりになってなあ。」 驚いたことに私も知人も、去年末から関節を痛めてしまい、私は右、彼は左。 二人でびっこ引きながらのご挨拶。 戦傷兵が乗り移っているように。