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ユダヤ人に学ぶ民族と文明を保ちうる永劫の源泉

令和7年2月4日 文明論
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それは政治ではなく。

政治的な運動というのはたとえそれが一時的に凄まじい勢いで盛り上がったとしても数年もすれば跡形もなく消えるということは歴史をみればよくある話だ。その挙句民族が消えてなくなることすらある。

政治的な運動には異常な高揚感があるが、それが社会に与える持続力は異常に儚く短い。

恐るべきエネルギーを数えきれない人間が注ぎ込むにも関わらす、あっという間に雲散霧消する。特定の主軸的な人物が消えればたちまちそうなる。

数百万人の投票で1人か2人の人間が政治家になったとして。

どれほどの成果があるだろうか?

我々は、その政治家の多くが時と共に豹変し失望する姿を目にする。その人物がポンコツだったと知ることすらある。

数百万人が凄まじいエネルギーで数人の人間に依存するのが政治だ。効率の悪さは計り知れない。

それに関わった数百万人一人一人が同じだけの凄まじいエネルギーを持って、日本文明かくあるべし、という信念を持って人それぞれに可能なだけの活動に邁進すれば、それは凄まじい影響力を子々孫々に残すだろう。

それこそが真実の歴史を作りうる。

ユダヤ人が国家を失い、人類史上かつてないほどの迫害を受け民族の滅亡に瀕する状況にあっても自らのアイデンティティーを失わず、結果、世界を左右する力を持ちえた。

このことは注視すべきことだと私は思う。彼らが好きか嫌いか、正しいか間違っているかという問題とは関係なく。

今、日本民族やその文明が消失の危機に瀕していると叫ぶものが多いが、ユダヤ人の歴史的境遇に比べれば大した話ではないだろう。そのことを思いながら、日本民族とその文明に依拠するアイデンティティーを如何にして保ちうるかということを考えるべき時にきている。

それは一時的な、虚しい政治的高揚などでは決して得られるものではない。

夏草や兵どもが夢の跡

それは政治だ。

トランプの高揚。プーチンの高揚。そんなものは彼らの死とともにあとかたもなく潰える。

そんなものを追い求めるな。

我々の文明を千年二千年の先まで子々孫々に伝えうる力の源泉は何かということを真剣に考えなければならない時にきている。

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