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モーセなどが一族を指揮する族長の時代から、神から指名され種族を守護する役目を担う師士の時代を経て、強力な軍隊を持つ他国の軍隊から自らを守るために、民衆は王の出現を臨む時代へと移行する。初代王サウルとの戦いを経て、民族を統一したダビデは、ペリシテ人の手にあった神の箱を自分の町へ持ち運び、神殿を建設しようとする。

10年程前、ハンガリーのブダペストに行った。市内中心部に、Dohány Utcai Zsinagógaという、世界で3番目に大きなシナゴーグがる。あまり深く考えることもなく中へ入った。祭壇を正面から眺めていると、見慣れた文様が突然目に入った。まぎれもなき菊の御紋章であった。私は思わず堂内のユダヤ人女性に聞いた。

旧約聖書『出エジプト記』第三章。エジプト人からの奴隷状態にあったモーセの一族を見たユダヤの神は、ある時モーセの面前に現れた。神はモーセに言われた、「わたしは有って有る者」また言われた、「イスラエルの人々にこう言いなさい、『「わたしは有る」というかたが、わたしをあなたがたのところへつかわされました』と」(旧約聖書『出エジプト記』第三章より)

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