入我我入 胸にしまいこむ 我全能なりと
人を新たなる地平へと
越境させる言葉が発せられた
人が恐怖と非難
そして自らの不信を乗り越える時
悪が善転する時代が開ける
善も悪転するだろう
その時天地は逆さまとなり
人々は右や左へ彷徨うだろう
次代の扉が開かれる時
天も地も洗われ
神ですら息づくことが
できないものもあるだろう
乗り越えゆく神々
乗り越えられない神々がある
そういう時代になると
神なるものがささやいた
夢の中で
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retweet
あなたを愛している
そしてずっと待っていたのだ
あなたはいつもそうささやく
しかしあなたのことばはいつも遠くにある
手に届きそうな瞬間がある
その時わたしは喜びその場所へ飛び立とうとする
しかしいつもわたしの羽は折れ曲がり
地の底へおちてゆく
欲望なのか
あなたは欲望が気に食わぬというのか
生きていることに感謝しなさい
あなたはある日そのように語りかけた
わたしは生きていることに感謝することを忘れていた
あなたの言葉に心が緩んだ
あなたは誰なのか
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神のretweet – あなたはだれ
あなたはだれなのか
そう聞くとこんなことをささやいた
私の意識はまどろみから覚めていたから
実におぼろげである
わたしは待つもの
この地にある 彼の地ではない
荒ぶる魂は遠い荒れ野よりきた
失われし者たちと共に鎮まる
やがていくたの民がきた
わたしのなまえはわすれられた
わたしはあなたを罰しない 和魂なり
わたしは民より愛しまれし
わたしのことをわすれてはならぬ
いすはいせ いせはいすなり
あってあるもの
荒ぶる土地には荒魂なり
静かなる地には和魂なり
わたしはあるといいなさい
およそこんな風であった

