普通、「我を出す」というと能動的で、内から外へ感情が出ている状態、自分の感情や態度が他人に対して大きく出すぎており、他者が不愉快に感じている状態を意味し、自分もまたそういう感覚で、無意識のうちにすら、そのようなものだと捉えていた。

しかし、ネガティブな状態、言わば、受動的であり、どちらかというと、気持ちが内側に閉じている状態の時もまた、「我の出ている」状態なのである。

これは意外な事実であり、難解なレベルの話である。

通常、ネガティブで内向的な状態の時、あるいは「落ち込んだ」状態の時、他人から、「調子に乗っているな」とか、「こいつ我を出してるな」とか言うような見方をされる事がないため、そのようには感じないのである。
ネガティブ(内向的)な状態の時には、他者と自分との対比が減るため、自分を客観化する機会が少ないのだろう。

しかし、実はどちらも同じようなものなのである。

これは、人を強くする秘訣になる。

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