現代の価値を測る目安の大半は金によっている。評論家や世の中の現状を語る人達のほぼ全てが金の動きだけで世界を見ている。

しかし、金の事情で魂が削られるような状況が出現した時、人間の意識は爆発する。

今世界で起きている動乱と発狂の全てがこの原因によっている。

金は非常に重要だ。崇高な目的を遂行するために、あるいは個人の人生を遂行するために、金は欠かせない。

しかし、金が魂より上に行くことはない。

しかし今世界はそういう意識で動いている。マルクスの亡霊のように。

難民や人の移動の問題。それによる世界観や価値観や文明の破壊。全てが金の事情でそうなる。

人は魂が削られるような思いを抱いた時、抑えが利かなくなる。

魂の存在とその有り様というのは、理性や理屈などを軽く超えているからである。理性も理屈も魂の一部でしかないからである。

人の意識からそういう視点が欠落し続ける限り地球全体の混乱や動乱もそして天災地変も鎮まることはないだろう。

全ては連動している。

魂と物や金が共存共栄できる社会。それらが共に豊かにできる社会。

それがこれからの世界に必要とされること。これまでの宗教だけではそれはできない。

現代の宗教は、魂と物質を分裂させ、敵対させる性質があるからである。それが人間の、あるいは人間社会の苦悩の源泉にもなっている。

これからの新しい価値観を生み出せるのはやはり日本文明からしかない。

日本人自身がそのことに目覚めることが必要だ。

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