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宗像三女神と済州島

平成29年5月6日 日本文明・神社・神道
宗像大社 辺津宮
宗像大社 辺津宮
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先日、呉善花さんが、済州島へ帰るという話の動画を見ていたら、済州島には、日本から三人の女性の神様がやってきて、彼女の実家からすぐ近くにある、城山日出峰という場所に到着したんだと。それが、済州島の先祖になったのだという。子供の頃から親に話を聞いて、この島を見て育ったのだという話があった。

彼女曰く、この三女神は、宗像三女神と関係があるのではないかと言っていた。

この神話は、済州島独自のもので、半島には全くない。

以前書いたことがあったが、済州島は、沖縄などと並び、日本と同一根の文明圏に属していると私は思っている。

この動画で、済州島には海女がいる。日本の海女の起源は宗像だ、という話もあり興味深いものがあった。半島には海女というものはいないのだそうだ。

呉善花さんが、日本への抜きがたいシンパシーを感じていることと、こういう事実は大いに関係があると私は思っている。

——

耽羅国三姓神話
「三姓神話」および「高麗史」も参照

三姓穴。

済州島には、「三姓神話」という、朝鮮半島の「檀君神話」とは違った耽羅民族の独自の建国神話があり、『高麗史』や『世宗実録』におよそ次のような内容で表されている。

瀛州(ヨンジュ)と呼ばれ、未だ人の住まない太古の濟州に「高、梁、夫」の3つの姓を持った3人の神人(3神が高乙那・良乙那・夫乙那と描かれるものも)が、漢拏山の北山麓の地の穴(三姓穴)から現れたのが現在の済州の人々の先祖であるという。ある日、漢拏山から遠くの海を眺めていた彼らは、東の方から流れてくる木の箱を発見した。開けてみると、箱の中には東国の碧浪国(日本と取る学者もいる)から来たという紅帯紫衣の使者と美しい3人の姫と駒と馬と五穀が入っており、神人は、彼女達を妻として迎え、年齢順に住処を定めて暮らすようになった。その後神人の子孫達は、産業と五穀の栽培を始めて集落を作るようになり、約900年後に皆の人望を集めた高氏を王として、初めて「タクラ」という王国が成立したとされる。

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