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神々と人とが共に活きる国柄

平成29年8月19日 日本文明・神社・神道
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昨日と一昨日に書いた出羽のこと、佐渡のことは、日本という国の核の部分に何らかの形で今も影響を与え続けている事項であると認識した。

本当に重要なことは忘れられ、埋もれていくということがある。それが知らぬ間に私たちの日常に大きな影響を与えていくのだと。

大化改新以前の蘇我物部の政争。鎌倉時代の朝廷と武家政権の確執。これらはその後も形を変えて歴史を彩り、私たちの生活に影響をもたらし続けている。

承久の乱は、特に重要であり、朝廷をあからさまに圧倒したという点において日本史上類例のない事件である。

そして、この確執が後代、室町期の南北朝動乱へと繋がって行くのである。

日本とは、神々と共にあり、守られる国であると言うことは、御魂の鎮魂ということを忘れないということでもある。形式という以上に気持ちの持ち方の問題である。

北条義時は承久の乱の中心人物であり、幾多の御家人や源氏の棟梁をも殺害し、三人もの天皇を都から追放した。義時と姉の政子は凄まじい。日本史上これほど恐るべき姉弟はあるまい。

しかし、その子泰時は、御成敗式目を制定し、その第一条において、武家は神々を敬うべきことを律した。

一、神社を修理し、祭祀を専らにすべき事

神は人の敬ひによってその威を増し
人は神の徳によって運を添ふ、、、、

第二条は以下、

一、寺塔を修造し、仏事等を勤行すべき事

泰時のような人物が現れなければ、北条氏は早くに滅亡していたであろう。

そしてその後、北条氏率いる鎌倉幕府が元寇という大事にあたったことも忘れてはならない。

時空を超えて魂が交流すること。

そこで初めて、私たちも国も地域も活かされてゆく。

それを忘れた時、この国は、文明の核となるものを失い、やがて外国の大きな力に呑み込まれるだけの悲しく寂しいただの島国に堕すだろう。

そのようなことがあってはならない。

みそぎはらへ 二九八二二

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