昔から、日本がソフト開発において世界に比して強くないと感じていた。ハード面は以前は非常に強かったが、米国の「日本叩き」で弱体化の一途だが、これは政治マターで何とかなるだろう。

なぜソフト開発に弱いのかの最大の理由を自分なりに考えてみると、日本人は外国語の習得能力が他国人に比して得意とは言えないことがあるのではないか。

日本語の論理構造の特殊性

ソフト開発に必要な言語は、基本英語ベースでできているので、英語圏の人間は強い。または同様の言語の論理構造を持つ場合も同様。

言語習得能力というのは、英語が話せるとか理解できるとか、そういう意味ではなく、言語の論理構造の問題。

コンピュータ言語の論理構造は、英語の論理構造でできている。システムを構築する場合に英語的な論理構造で言語を組み立てる必要があるため、日本人の場合、作成上、思考上二段階必要になるのではないか。

中国語など多くの言語は、文法のロジックが英語など欧米語に近い場合が多い。日本語と同じ文法ロジックを持つ言語は少ない。しかし韓国語は日本語のロジックに近い。韓国人はソフト開発に強いのだろうか。昔から、韓国人は日本人よりかなり英語習得能力が高いと言われるがこれは歴史的な経緯もあるだろう。(一般的に強国の人は自国語以外話さないが、そうでない国の人は多言語習得することが多いという。)

さて、最近のコンピュータ言語の潮流には詳しくないから明確なことは言えないが、もしかしたら、日本発の日本語ベースのコンピュータ言語を作れば、ソフト開発はもっと進むのかもしれない。

それを従来の欧米発のコンピュータ言語と互換性を持たせることができれば、さらに良い。

ロボットなどはもともと強いが、これにソフト開発能力が加味されれば、今後日本の産業力は極めて強力なイニシアティブを握れることになるだろう。さらに進めれば日本人的な論理構造でしか開発できないようなソフトを作ることもできるかもしれない。

こういう考えを一般化するにはある程度、国家的なプロジェクトにする必要性もある。

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