由緒によれば、往古、海神 豊玉彦(大綿津見神、綿津見神(わたつみのかみ))が当地に宮殿を造り、宮を「海宮(わたつみのみや)」と名付け、この地を「夫姫」と名付けた。

豊玉彦(大綿津見神、綿津見神(わたつみのかみ))は、神武天皇の祖父神にあたる。海人族の大御親神。豊玉彦には、豊玉媛、玉依媛の二神があり、鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえず)は神武天皇の父神であり、母神は玉依媛。

豊玉媛と山幸彦(彦火火出見尊)は神武の祖父母神であり、玉依媛と鸕鶿草葺不合尊は父母神ということになる。父神の鸕鶿草葺不合尊は鹿児島県大隅半島の吾平山上陵に陵墓がある。

宮崎県の鵜戸神宮は豊玉媛が鸕鶿草葺不合尊を産んだ場所とされている。

豊玉媛の父神、豊玉彦には一男二女の神あり。男神は穂高見尊、二女神は豊玉媛、玉依媛のニ神。ある時山幸彦(彦火火出見尊、火折尊(ほのおりのみこと)、火遠理命(ほおりのみこと))は失った釣針を探して上国より下向し、この宮に滞在すること三年。豊玉媛を娶り妻とした。

綿津見三神と住吉三神は兄弟神。綿津見三神の本宮は福岡志賀島の志賀海神社。和多都美神社本殿後方の山には、豊玉彦、豊玉媛の陵墓がある。

対馬から福岡、大分、宮崎と鹿児島の大隅半島までの海岸線は海人族と天皇家の根拠地である。

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