毛利元就は謀略の達人で、小さな地方領主から中国の大大名にまでのし上がったが、彼が重要な戦で常に戦略、戦術上用いたものに、「孫子の用間」の法がある。これはスパイの活用法を概説したもので、昨今でも頻繁に用いられている。

郷間-敵国の一般住民を優遇し、てなずけ、こちらのスパイとする
内間-敵国の重要人物を賄賂によって味方につけ、こちらのスパイにする
反間-敵からスパイとしてやってきた人間を、それと気づかないふりをして厚遇し、うまくまるめこむこと
死間-ウソの情報をちまたに流し、それと同時にこちらのスパイにもそのウソの情報を本当と信じこませて、敵のスパイをたぶらかすこと
生間-使者として敵国に入り、敵の情報をいろいろと探り出し、その情報を持ち帰り、こちらに伝えること

進駐軍により、戦後の日本国内の占領政策で上手く機能したのは、反間の応用であろう。この場合、スパイとしてやってきたわけではないが、本人は自分をスパイだとか諜報員だという認識はなく、結果的に同程度に利用されている。というもの。

上記の方法は、単にスパイという人物単位のものだけでなく、プロパガンダや占領政策などでもさまざまに応用されているものだ。

世界の状況やメディアの報道内容を見て行く上でも参考になります。

こうじう知識があるだけでも簡単には騙されないようになるのではないでしょうか。

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