麒麟は中国由来の霊獣であるが、四霊(または四瑞とも)という言い方と四神という言い方がある。
四霊は、麒麟、鳳凰、霊亀、応竜。
四神は、青龍、朱雀、白虎、玄武。これに麒麟(または黄龍とも)が加わる。
それぞれ以下を象徴する。
麒麟(中央、土用、黄、土)
青龍(東、春、緑、木)
朱雀(南、夏、赤、火)
白虎(西、秋、白、金)
玄武(北、冬、黒、水)
江戸時代、江戸に五不動があり、目黒、目白、目赤、目青、目黄というのもあったがこういうことかと思うのだが、方位が合わない。どういうことか。
土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の直前の18日間を言う。季節の変わり目ということだろう。
中国由来の麒麟には翼はないそうだが、日本橋の麒麟には翼がある。西洋のグリフォンにも近い。
グリフォンは、上半身が鷲、下半身がライオン。ギリシャ神話に登場する。
ヨーロッパでは家紋や都市の紋章として使われることが多い。(写真2枚目は、アイルランド発祥のグリフィン家の紋章)
日本橋の麒麟は、どうやら和洋折衷にして欲しいという依頼があって、翼を持った麒麟がデザインされたようである。
麒麟は中央を守護する神獣である。
グリフォンは、富とそれを守護する知恵のようなものを象徴するらしい。西洋で家や町の紋章とされるということは、家や土地を繁栄させ、守護する神獣と考えて良いだろう。

