徳川幕府は内政においては世界史上類例がないほどの大成功を収めた。

しかるに外からの圧倒的なパワーがこの国に向けられた時、機能不全に陥り、やがて崩壊した。
明治維新は薩長勢力が実権を握ったが、明治初期は薩摩、後には長州が舵取りした。

以降日本政治を見ると薩摩出身の政治家が首相になることは少なく(何人かいるが影響力が少ない)長州は依然強い。

安保闘争の時、時の首相岸信介は、日本の敵とばかり憎まれたが、平成になって、あの「田原総一朗」ですら、

「当時は訳もわからず岸憎悪一色だったが、今振り返ってみると彼の判断は全く正当なものだった」

と語ったが、日本人は対外政策を上手くこなす人物が「非常に少ない中」そういう人物を極めて敵視する、利用はわからないが、強い勢力が現れる。

薩摩勢力の外交内政が今の時代にどんな成果をもたらすのかは未知数だが、大久保利通以降未知数であるだけに興味ふかい側面はある。

閑話休題。

出身地域によって内政に卓越した能力を有する者。外政で才能を発揮する者という、地域的歴史的風土的特質というものは「ある程度」あるかもしれない。

薩長閥消失以降の昭和期の主要人物の出身地域。戦後を含めて考えると私的には、完全とは言わないが相当程度に「明確な」色分けができるように思う。

これは私が日本の行く末を見る際に使用する「秘伝」の一つである。

出身地域によってその人間の才能はある程度予測できる。

もちろん完璧ではない。特に今後の日本の行く末は未知数を多く含んでいる。

(写真: 関ヶ原合戦時の薩摩当主 薩摩義弘)

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