伊勢神宮は20年毎の式年遷宮を行うことで「破壊」と「再生」を繰り返す。

みずがめ座の象意の中心には「破壊」と「再生(創造)」がある。2023/3/23以降冥王星がみずがめ座に入座したというが、冥王星にも「破壊」と「再生(創造)」という象意がある。

日本文明の根幹に位置する伊勢神宮の式年遷宮の真意とみずがめ座2000年紀の象意とが合致するのは興味深い。

日本人の精神性を象徴するものに「桜」がある。

桜花は春になれば目を疑うほどに美しく咲くが、数日後には一瞬にして散り去り、美しさの余韻すら残さない。

この世は常に変転極まりなく、無常に万物は生起を繰り返し、過去から未来へつながる。人の営みも無常の連続性の中で引き継がれる。その象徴として日本人は「桜」を見る。

永遠性や絶対性、唯一性を価値観の主軸にする西洋的な価値意識とは完全に逆である。

今、地球を新しく動かしつつある周期的エネルギーの根幹には極めて「日本的」なファクターが既に影響している。

欧米で胎動するいくつかの動きの根幹、あるいは社会変動を起こしうる能動性の中核に「日本文明」の萌芽が動機している。もちろん彼らはそのことを意識していない。

欧米で激動する「反グローバリズム」と「グローバリズム」の対決は最終的に収斂することになるだろう。「光」と「悪」の対決という彼らの文明的核心はやがて完成し終焉を迎える。

そして、それが完成されるための「核」となるファクターには、日本文明的なもの。在り方、価値観、発明、思想、システムなどが必ず介在することになる。社会の動きを詳しく見ていくと、それは既に介在している。

西洋文明あるいはユダヤキリスト教文明から新しい文明・価値体系へのシフトは既に始まった。

しかし、日本は相変わらず静かなまま動く気配はない。台風の目が静まっているように。

(伊勢神宮外宮 前宮地)

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