三島由紀夫原作の娯楽小説をドラマ化した作品。今頃三島の作品がドラマ化すること自体興味深いのだが。

死ぬことだけを考えて生きる主人公が、ただ死ぬのではなく人に自分の命を売ることで目的を達しようとするのだが。

テーマそれ自体も何やら三島風である。

第一話から見ているが、この作品(第七話)は非常によくできている。なんだろう。日本人の義理人情というか、職人気質の人間が不器用に弟子を愛する気持ちを上手くストーリー化している。

東映ヤクザ物の系譜だろうか。つかこうへい風というのか。でももっとライトに仕上がっている。津田寛治の熱演が光る。

小説も同時並行で読んでいるが、多少内容が違う。

ラストが衝撃的らしいからまだ分からないが、『濃さ』という意味ではドラマもなかなかのものである。

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